現在キャンペーン第2弾「MMFのヴェルサイユ」を開催しております。 皇帝戴冠200周年を記念する展覧会「ナポレオンとヴェルサイユ」が話題の今、 MMFではナポレオンのほか、その妃ジョゼフィーヌ、ルイ14 世、マリー＝アントワネットというヴェルサイユにゆかりのある 4人の人物たちにスポットを当てて紹介します。それぞれの時代ごとに異なる輝きを放ったヴェルサイユ─。 その魅力に触れてみませんか。

	期間中、B1Fのインフォメーション・センターにお越しいただき、ご希望された方全員に、広大なヴェルサイユ宮殿をより楽しむためのコツが満載のガイドブックをプレゼントいたします。 ※ このほか、インフォメーション・センターでは、ヴェルサイユに関する書籍を多数取り揃えて皆さまをお待ちしております。 詳しくはこちら≫
	ヴィジェ＝ルブラン 「薔薇をもつマリー＝アントワネットの肖像」 フランソワ・ジェラール 「戴冠式の盛装の皇帝ナポレオン」 フランソワ･ジェラール 「皇妃ジョゼフィーヌ」   オーストリアの女帝マリア＝テレジアの娘にしてフランス国王ルイ16 世の妃。結婚当初はヴェルサイユの正殿内にある王妃の居殿で暮らしましたが、やがて窮屈な宮廷生活から逃れるように、離宮プティ・トリアノンや自ら造らせた王妃の村里に籠もるようになりました。革命を前にしたフランス文化の爛熟期に、繊細で洗練された美意識をもって華やかな生活を送った王妃は、1793年、断頭台の露と消えました。     フランス第一帝政の皇帝。在位1804年〜14年。ヴェルサイユ宮殿の大改築を構想したもののかなわず、両トリアノンを中心に改築。1810年にオーストリア皇女マリー＝ルイーズと再婚すると、トリアノンに暮らすようになりました。宮殿にはナポレオンが愛用した帝政様式の家具の名品が残されています。その後、ナポレオンは1814年に退位、その7年後に流刑先のセント・ヘレナ島で死去しました。     1796年にナポレオンに嫁ぎ、1804年、彼が皇帝となると同時に皇妃に。ナポレオンは彼女をこよなく愛しながらも、後継ぎを生めないことから1809年に離婚してしまいます。ジョゼフィーヌがはじめてヴェルサイユを訪れたのは、ナポレオン戴冠の翌年1805年のこと。彼女はヴェルサイユに暮らすことはありませんでしたが、離婚の年、ナポレオンとの最後のクリスマスをトリアノンで過ごしました。
	イアサント・リゴー「フランス国王ルイ14世」   フランス絶対王政の最盛期を築いた国王。在位1643年〜1715年。小さな狩猟の館を壮麗な宮殿ヴェルサイユへと生まれ変わらせた彼は、そこを舞台に演劇、宮廷バレエなどを催し、華麗な宮廷文化を花開かせました。その一方で国王は、起床から洗顔、会議、散歩など就寝にいたるまで、自身のすべての行為を規則正しく行いうことで、ヴェルサイユを舞台にした「宮廷の仕組み」を築き上げました。
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	イアサント・リゴー「フランス国王ルイ14世」ルーヴル美術館 ©Photo : RMN / Hevré Lewandowski / digital file by DNPAC／ヴィジェ＝ルブラン「薔薇をもつマリー＝アントワネットの肖像」ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Photo : RMN / Droits réservés / distributed by DNPAC／フランソワ・ジェラール「戴冠式の盛装の皇帝ナポレオン」ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Photo : RMN / Daniel Arnaudet / distributed by DNPAC／フランソワ･ジェラール「皇妃ジョゼフィーヌ」フォンテーヌブロー城美術館 ©Photo : RMN / Droits réservés / distributed by DNPAC