生涯を通して移ろう光を追求し続けた画家クロード・モネ。画家は幼い頃に移り住んだフランス北部の
ノルマンディー地方をはじめ、戸外制作を通して多くのフランスの風景をキャンヴァスに残しました。
国立新美術館で開催中の「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産」にちなみ、
全館でモネを大特集中のMMFの3階ギャラリーでは、モネの風景を捉えた写真展を開催します。
今回ご紹介するのは、パリ在住の写真家松井康一郎氏によるオリジナルプリント。モネが描いたのと同じ景色を、
独自の視点からフレームに切り取った作品です。絵画と写真という二つの異なる表現方法から見る、
フランスの光あふれる景色をお楽しみください。
 
 
モネが繰り返し描いたジヴェルニーの睡蓮の池。
©Koichiro Matsui
開催期間 6月1日(金)〜 7月2日(月)まで
1996年よりパリを拠点にポートレート写真を中心にフリーランスフォトグラファーとして雑誌、広告の分野で活躍中。2005〜2006年には、スペイン、バルセロナのサッカー選手たち等、多くのスポーツ選手の姿を雑誌『Number』にて撮影。
クロード・モネ『睡蓮:朝(第1室、南壁)』(部分)/オランジュリー美術館
©Photo RMN/H.Lewandowski/distributed by DNPAC
本webサイトの5月号6月号ではクロード・モネ特集を掲載しています。