旅の色、色の記憶 フランスのパレット Voyage en couleur, la palette française 港千尋の写真の世界

5月31日(木)〜7月28日(土)まで 場所:MMFギャラリー(東京都中央区銀座7-7-4メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス3F)

 「東京写真月間」(The Month of Photography, Tokyo)は、写真文化の普及と発展を図るために催されている写真イベントです。6月1日の「写真の日」を中心とした期間、東京都内の写真ギャラリー、フォトサロン各所では写真展やイベントが開催され、プロ、アマチュアの枠を超え、多くの方が写真に親しんでいます(社団法人日本写真協会、東京都写真美術館主催、外務省、文化庁、東京都後援)。このイベントは1996年から毎年この時期に行われています。
MMFギャラリーでもこれまで写真に関する展示をさまざまに行ってきましたが、今年はこの東京写真月間に時期を合わせ、世界中の景色、特にフランスの景色を作品に撮り続けている港千尋氏の写真展を開催します。

バイヨンヌ©CHIHIRO MINATO
バイヨンヌ
©CHIHIRO MINATO
サミュエル・ベケットの墓©CHIHIRO MINATO
サミュエル・ベケットの墓
©CHIHIRO MINATO
アンドレ・ブルトンの家©CHIHIRO MINATO
アンドレ・ブルトンの家
©CHIHIRO MINATO

港 千尋 Minato Chihiro

1960年神奈川県生まれ。写真家。旅をとおしてイメージとテキストの冒険を続ける。写真展「市民の色 chromatic citizen」で第31回伊奈信男賞受賞。2007年ヴェネチア・ビエンナーレ 日本館コミッショナー。主な写真集に『波と耳飾り』、『瞬間の山』、『文字の母たち』など。1996年刊行の『記憶』でサントリー学芸賞を受賞。2011年はタスマニア、ブエノスアイレス、ベイルート、ナントなど世界各地の美術館やギャラリーで展覧会に参加するいっぽう、フランスをテーマに『パリを歩く』(NTT)を刊行した。現在多摩美術大学情報デザイン学科教授。

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