知られざるルーヴル美術館を紐解くガイドブック「ルーヴル、その奇妙な魅力と謎」Louvre secret et insolite

『ルーヴル、その奇妙な魅力と謎』
Louvre secret et insolite
著者/ダニエル・スリエ
14×21cm/192ページ
フランス語/刊行2011年
本体記載価格/19ユーロ
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東日本大震災から1年が経ちました。この間、多くのフランス人アーティストや芸術文化に関わりのある団体が被災者を支援するために、自主的に立ち上がってきました。フランス大使館も、「日本とフランス、共に明日に向かって」と題して、震災復興を文化で後押しするキャンペーンを打ち出しました。

その一環として、2012年4月27日から9月17日まで、岩手・宮城・福島で開催されているのが、「東北三都市巡回展―ルーヴル美術館からのメッセージ―出会い」です。ルーヴルの8つの部門から「出会い」をテーマに集められた24点の作品が展示され、東北三館の所蔵作品と出会います。

従来のルーヴル展とは異なるこの展覧会の開催を機に、MMFインフォメーション・センターからも、“知られざるルーヴル”を紐解く一冊をご紹介いたします。

コレクションはもちろん、その建築や歴史など、すべてにおいて書き尽くされたと思われるルーヴルですが、本書は、“誰も知らない”奇妙な細部を紹介する個性的な一冊。《サモトラケのニケ》や《ディアナ像》、そして《モナリザ》といった、ルーヴルの超有名作に隠されたエピソードや、半地下に保存されている城壁の跡、美術館内に残る奇妙な「井戸」、窓ガラス一枚に至るまで、ルーヴルに潜む魅力とその秘密に迫ります。

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