ロンドン旅行でぜひ訪れてみたい3つの美術館のガイドブック
ロンドン旅行でぜひ訪れてみたい3つの美術館のガイド・ブック
『大英博物館ガイドブック』
著者/大英博物館
28×21cm/95ページ
日本語/2012年
出版社/The British Museum
『ナショナル・ギャラリー ビジターズ・ガイド』
The National Gallery Visitor’s Guide
著者/ルイーズ・ゴヴィエ
24.6×19cm/112ページ
英語/2009年
出版社/National Gallery Company Limited
『テート・ブリテン 傑作100点』
Tate Britain 100 Works
著者/ぺネロぺ・カーティス
23.4×18.7cm/128ページ
英語/2010年
出版社/Tate Publishing
本体価格/8.99ユーロ
※この情報は2017年5月更新時のものです。
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膨大なコレクションを
コンパクトに紹介

今月の海外の特集であるロンドンのデザイン・ミュージアムにちなんで、ロンドンを訪れたら、ぜひ足を運びたい3つの美術館のガイドブックをご紹介します。

まずは、イギリスが誇る大英博物館。1753年に設立された大英博物館のコレクションは、800万点にものぼるといわれています。パピルスに描かれた『死者の書』やミイラなど古代エジプトの遺産はもちろん、古代ギリシャ、イスラム世界、中国、日本……と、収集品の範囲は世界に及びます。『大英博物館ガイドブック』は、コンパクトながら、コレクションの中でも、重要かつ美しい作品を約200点の写真で紹介しています。

ロンドンを訪れる絵画ファンが必ず足を運ぶといってもいいのが、ナショナル・ギャラリーです。この美術館に行く際、ぜひお供にしていただきたいのが『ナショナル・ギャラリー ビジターズ・ガイド』。「傑作(マスターピース)」「子どもたちとともに」「動物たち」「印象派とその向こう側」「衣装」などと、独自のテーマをもうけた10のツアーを紹介しているとてもユニークなガイドブックです。それぞれのテーマで選ばれた作品がどこにあるか一目瞭然の館内マップもついているので、広大な美術館も効率よく巡ることができます。

イギリス絵画に親しみたい方には、テムズ河畔に建つテート・ブリテンがお勧め。この美術館は1500年代のテューダー朝以降から現代に至るまでの絵画や彫刻などが勢ぞろいしています。『テート・ブリテン 傑作100点』はタイトル通り、そのコレクションの中から珠玉の100点を詳しい解説と写真で紹介しています。

ロンドンは「チューブ(TUBE)」の愛称で親しまれている地下鉄が整備され、旅行者でも気軽に散策が楽しめる街。訪れた際には、美術館のはしごを楽しんでみてはいかがですか?

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Update : 2017.5.8
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