ミュゼをよりお楽しみいただくために
2006年は画家ポール・セザンヌ没後100周年にあたる節目の年です。これを機に、
“近代絵画の父”と称される画家について、よりいっそうの理解を深めてみませんか。
 
以以下にご紹介するのは、館内で閲覧していただける書籍の一部です。このほかにも、1995年にグラン・パレで行われた大回顧展などのカタログや専門書を多数取り揃えています。また、「セザンヌ2006」のパンフレットといった、日本語のガイド資料もご覧いただけます。

プティ・パレこの一冊
「子どもに語るセザンヌ」
Cézanne, raconté pour les enfants de 10 - 15 ans
フランス語/2005年刊行
著者:デニ・クターニュ(グラネ美術館館長)
著者のクターニュ氏は、2006年6月から「プロヴァンスのセザンヌ」展が行われるエックス・アン・プロヴァンスのグラネ美術館館長を務める、セザンヌ専門家。プロヴァンスでのセザンヌに焦点が当てられた伝記で、文章だけでなくデザインも素晴らしい一冊です。
 
セザンヌの世界を堪能!
「セザンヌのアトリエ」
日本語
著者:ミッシェル・フレッセ
子供のための美術入門!
「ABC絵本  C:セザンヌ」
C. Comme Cézanne
フランス語/
1995年刊行
プティ・パレ気分を堪能!
エックス・アン・プロヴァンスにある「ローヴのアトリエ」。この本は、セザンヌの没後1世紀の時を経て、今なお濃密な雰囲気を残すこのアトリエとそこに眠る数々の遺品、それらを描いた作品を通じて、画家の存在を身近に感じられる一冊です。   子供のための美術入門シリーズABC絵本の一冊です。フランス国立美術館連合(RMN)が発行するこの絵本は、大人の知的好奇心も満たしてくれるしっかりとした内容。セザンヌの生涯やその芸術を楽しく、分かりやすく解説してくれます。
セザンヌ2006の展覧会を先取り
「プロヴァンスのセザンヌ」
Cézanne in Provance
英語/2006年刊行
2006年1月29日〜3月7日まで、フランス本国に先駆けてワシントン・ナショナル・ギャラリーで開催された「プロヴァンスのセザンヌ」展の公式カタログ。150点以上の作品が掲載された一冊で、執筆陣にセザンヌ専門家のフィリップ・コニスビー氏やデニ・クターニュ氏など。
※こちらでご紹介する書籍はMMFイフォメーション・センターにて閲覧いただけます。 close