リヨン織物装飾芸術博物館 (リヨン)
王妃の寝室の柄ストール

ヴェルサイユ宮殿王妃の寝室のブロケード
のランパ織より着想
(シルク製ストール)


このシルク製のストールは、まさに王妃マリー=アントワネットがヴェルサイユを追われた1789年10月6日のその日まで、王妃の寝室の壁面を飾っていたブロケード(錦織)のランパ織に着想を得てデザインされたものです。フランス革命の動乱を経て、18世紀当時のランパ織は失われてしまいましたが、残されていたオリジナルデッサンにもとづき、リヨンの工房で、30年の歳月をかけた忠実な復刻がなされました。現在ヴェルサイユ宮殿王妃の寝室では、この復刻されたランパ織によって在りし日の華やかさが再現されています。
リヨン織物装飾芸術博物館では、このストールのイメージソースとなったランパ織のほか、マリー=アントワネットにちなんだコスチュームなど、往時に想いを馳せる品々に出会うことができます。

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