「真贋のはざま―カルコグラフィーの愉しみ」2012年11月9日(金)18:30〜20:00(開場は18:00より)

ご自身の大学の授業で、カルコグラフィーを含む「複製」の重要性を強調してきたという西野教授に、カルコグラフィーの愉しみ方についてじっくりとお話いただく講座です。西野氏は、美術史だけではなく、博物館工学や書誌装釘などに関しても幅広い研究をされています。「複製」が歴史的に果たしてきた役割とその意義、「モノの真贋とは何か」という根本問題、複製美術品の進化史に迫る興味深い内容です。どうぞご参加ください。

関連企画
MMFギャラリー特別展示
「今あらためて知るカルコグラフィ―の魅力」
会期:2012年10月3日(水)―11月24日(土)
場所:MMF3F
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  • 『王の植物図譜』より「ナルキッスス・シルウェストリス・ムルティプレクス」
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    ルーヴル美術館カルコグラフィー工房
  • 「ヴィジェ・ルブラン夫人と娘の肖像」
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    ルーヴル美術館カルコグラフィー工房
講師:西野嘉章(にしのよしあき)
1952年生まれ。東京大学総合研究博物館館長・教授。「十五世紀プロヴァンス絵画研究」、「装釘考」、「チェコ・アヴァンギャルド」、「西洋美術書誌考」、「浮遊的前衛」などの著作の他、共著書、翻訳等多数。
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