Dossier special - 海外の特集

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  • 2.ボストン美術館 魅惑のコレクション - アメリカ美術〜ヨーロッパ美術
  • 3.ボストン美術館 魅惑のコレクション2 - 現代美術〜テキスタイル・ファッションアート

世界の美術館から[ 第1弾 ]

ボストン美術館 魅惑のコレクション

世界で最も稀少かつ重要な至宝を含むボストン美術館の所蔵品。8つの部門からなる、その百科全書的コレクションのうち、まずはアメリカ美術、ヨーロッパ美術など、中核をなす4つの部門をご紹介します。

アメリカ美術

▲日本の仏像や仏画は、奈良時代の建築を彷彿とさせるギャラリーに展示されている

植民地時代から近代までのアメリカ美術を集めた作品群は、世界有数の優れたコレクションのひとつ。
ポール・リビア(1734-1818)の《自由の息子たちのボール》(1768年)やジョン・シンガー・サージェント(1856-1925)の《エドワード・ダーレイ・ボイトの娘たち》(1882年)、ジョセフ・ステラ(1877-1946)の《ブルックリン橋》(1941年頃)といった象徴的な作品が含まれています。ボストン美術館は、設立以来、南北・中央アメリカ全大陸における、すべての時代の美術品を収集し続けてきました。その多岐にわたる収蔵品は国内で最も重要なコレクションで、プレ・コロンビア時代の金細工やマヤ文明の陶磁器、ネイティヴ・アメリカン・アート(先史時代から現代まで)をはじめ、画家ジョン・シングルトン・コプリー(1783-1815)の重要な作品群を含む18世紀美術と民芸品などからなる「M&Mカロリック・コレクション」、アフリカ系アメリカ人芸術家による作品を集めた「ジョン・アクセルロッド・コレクション」、ジョージア・オキーフ(1887-1986)やアーサー・G・ダヴ(1880-1946)、チャールズ・シーラー(1883-1965)、スチュアート・デイヴィス(1874-1964)らの作品を含む「ウィリアム・H・レイン・コレクション」などからなります。


古代世界美術

▲新しくオープンした「マイケル・C・ラトガーズ・ギャラリー」。ギリシャ・ローマ時代の古代のコイン500点以上が展示されている

世界で最も優れた包括的コレクションとされています。時代的には紀元前6000年から紀元後600年、地理的にはエジプト、ヌビア、近東、ギリシャ、イタリア、キプロス、アナトリア半島をカバーする、8万3,000点以上の所蔵品からなります。古代エジプト・ヌビア・ギリシャ・ローマのコレクションがとりわけ豊富で、《メンカウラー王とその妻》(紀元前2940-2572年)や《アフロディテの頭部》(紀元前330-300年頃)といった重要な作品が含まれています。エジプトおよびヌビアのコレクションの大部分は、20世紀初頭にボストン美術館とハーヴァード大学が共同で実施した発掘調査を経て館蔵となりました。発掘を通じて、古王国時代の重要な品々、および中王国時代の埋葬品を幅広く入手することができたのです。古代世界の美術コレクションは「ジョージ・D & マーゴ・ベラキス・ウィング」に展示・収蔵されています。そして、2012年9月には、新たに「マイケル・C・ラトガーズ・ギャラリー」もオープンしました。


アジア・オセアニア・アフリカ美術

▲日本の仏像や仏画は、奈良時代の建築を彷彿とさせるギャラリーに展示されている

ボストン美術館のアジア・コレクションは、同分野における西洋随一のコレクション。全世界の半数超の人口を擁するこの地域における、6世紀にわたる創造の歴史をたどるものです。1890年、ボストン美術館は、米国の美術館としては初めて日本美術コレクションを創設するとともに、日本美術専門のキュレーターを任命し、日米交流の道を拓きました。コレクションは現在では、日本・中国・インドの彫刻、日本の版画と金工細工、中国・朝鮮・ヴェトナムの陶磁器、イスラム美術のほか、オセアニアとアフリカ美術などからなります。つまり、この部門のコレクションは、日本の浮世絵師による木版・肉筆画から、中国仏教の石像まで、幅広い美術品を網羅しているのです。
近年では、アフリカのコレクションが急速に充実してきており、青銅彫刻および象牙細工をはじめ、仮面や装飾品、日用品などを含むベニン王国の美術装飾品の優れたコレクションを有しています。2011年に「アジア絵画ギャラリー」と「南アジアおよび東南アジア彫刻ギャラリー」、2012年に「朝鮮美術ギャラリー」がオープンしたほか、2013年の初めにはリニューアルした「日本美術ギャラリー」がお披露目されました。


ヨーロッパ美術

▲ヨーロッパの宮殿をイメージしてデザインされた「ウィリアム・I・コック・ギャラリー」

7世紀から20世紀後半に至るまでの、オランダ・イギリス・フランス・イタリア美術の傑作を有しています。とりわけ、19世紀フランスのバルビゾン派や印象派、ポスト印象派の絵画に優れた作品が揃いますが、中でもクロード・モネ(1840-1926)の作品群はパリを除く地域では最も大規模なモネ・コレクションのひとつとされ、また、ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875)の油彩およびパステルのコレクションは世界随一とされています。この部門では、カンヴァス・パネル・象牙・銅板・フレスコといった素材に描かれた絵画のほか、米国で最も重要な装飾美術と彫刻の作品群をコレクションしています。装飾美術に含まれるのは、家具・金工細工・陶磁器・ガラス工芸および建築意匠など。
イギリスの銀製品および磁器の他に類を見ないコレクション、およびそれを補完する18世紀フランスにおける装飾美術の歴史的に重要なコレクションが揃います。彫刻においては、17世紀から20世紀初頭までの秀作に加え、中世およびルネサンス期の傑作が集められています。2012年9月には、ヨーロッパ絵画のための「ウィリアム・I・コック・ギャラリー」がリニューアルオープンしました。

次ページでは、ボストン美術館のコレクション
(現代美術〜テキスタイル・ファッションアート)をご紹介します。>>

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Update : 2013.5.8ページトップへ

ボストン美術館

所在地
465 Huntington Avenue,
Boston, MA 02115, U.S.A.
Tel
+1(0)617-267-9300
URL
http://www.mfa.org/
開館時間
〈月曜日・火曜日〉10:00-16:45
〈水曜日・木曜日・金曜日〉10:00-21:45
〈土曜日・日曜日〉10:00-16:45
休館日
新年、愛国者の日(4月の第三月曜日)、独立記念日、感謝祭、クリスマス
入館料
  • 一般:25ドル
  • シニア(65歳以上):23ドル
  • 学生(18歳以上):23ドル
  • 7歳から17歳:無料(ただし、平日15時以降、週末、ボストンの公立学校休暇中のみ。それ以外は10ドル)
  • 6歳以下:無料
アクセス
  • 地下鉄:グリーンラインE線でMuseum of Fine Arts駅下車、またはオレンジラインでRuggles駅下車。
  • バス:39番バスでMuseum of Fine Arts下車、または8番・47番・CT2番 バスでRuggles下車。

名古屋ボストン美術館

所在地
名古屋市金山町1-1-1
Tel
052-684-0101
URL
http://www.nagoya-boston.or.jp
開館時間
〈火曜日〜金曜日〉10:00-19:00
〈土曜日・日曜日・祝日〉10:00-17:00
*入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
(祝日、振替休日の場合は、その翌日)
年末年始
入館料
  • 一般:1,200円
  • シルバー(65歳以上):900円
  • 学生:900円
  • 中学生以下:無料
アクセス
JR・地下鉄名城線・地下鉄名港線
「金山駅」下車。

MMMで出会えるボストン美術館

B1Fライブラリーでは、ボストン美術館の関連書籍などをご用意しています。
  • 海外の特集01
  • 国内の特集01
  • マダム・ド・モンタラン ベールのミュゼ訪問
  • 注目の一冊
  • 発見!身近なアート探訪
  • 銀座界隈アートスポット巡り
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