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「MMF」開設10周年記念

書籍「伯爵夫人おすすめの個性は美術館パリのミュゼたち」を刊行!

 MMMが、2013年2月に開設10周年を迎えたことを記念し、書籍『伯爵夫人おすすめの個性派美術館 パリのミュゼたち』を刊行しました。本書は、MMM店頭、丸善、ジュンク堂をはじめ、全国の主要書店やハイブリッド型総合書店「honto」(http://honto.jp/netstore/pd-book_25317304.html)で購入が可能です。また、パリのジュンク堂でも購入できます。
本書は、連載中の「マダム・ド・モンタランベールのミュゼ訪問」から、パリとその近くにあって、日本ではあまり知られていないものの個性的で魅力あふれる美術館10館を選び、その美術館の特色などを紹介しています。連載原稿に大幅に加筆し、新規・撮り下ろしの写真も多数追加して、書籍として新たに編集しました。
アートファンはもとより、ルーヴルやオルセーといった著名な美術館に何度も足を運んだことがあるパリ通の方でも、きっとパリの新たな一面を発見できる一冊で、日・仏語併記となっています。是非、ご一読ください。

  • honto

刊行に寄せて…

クリスチャン・マセ 駐日フランス大使
「皆さまはきっと日本ではまだ知られていない美術館をはじめとして、パリの文化的でインスピレーションに溢れる場所へと誘われることでしょう。」(本文より抜粋)
雨宮塔子さん
「美術を学ぶために会社を辞め、パリへやって来た当時の私(中略)12年前にこの本に出会えていたらどんなによかったろう…」(本文より抜粋)
ドラ・トーザンさん
「魅力あふれるこの本で、パリのエスプリを発見して!」

本書仕様

著者:アンヌ・ド・モンタランベール
企画・編集・訳:メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス
発行:大日本印刷株式会社
発売:株式会社DNPアートコミュニケーションズ

体裁:A5判、無線綴、160ページ、オールカラー
言語:日本語、フランス語(併記)
定価:本体1800円+税 (税込み:1,980円)

紹介美術館(掲載順)

コニャック=ジェ美術館
貴族が好んで住んだマレ地区にある代表的な16世紀の建築物が美術館となっている。
狩猟自然博物館
フランス貴族が愛する狩猟という文化の歴史と、動物と人間のかかわりについて知る美術館。
ジャックマール=アンドレ美術館
偉大なコレクター夫妻のコレクションがそのまま美術館に。イタリア絵画のコレクションが圧巻。
ニッシム・ド・カモンド美術館
パリのブルジョワジーを象徴する「良質な贅沢」を調度品によって知ることができる、他には例を見ない美術館。
ロマン派美術館
アーティストのアトリエがそのまま美術館に。こぢんまりとした、されど美しい美術館。女流作家ジョルジュ・サンドのゆかりの品が揃う。
縁日博物館
パリの再開地区にできた、大人も子供も楽しむことのできる新しい博物館。ヨーロッパの縁日・お祭りの歴史を、触って体験して楽しみながら理解できる。
ブールデル美術館とブールデル庭園美術館
偉大な彫刻家ブールデルのアトリエを再現。作家の作品と全人生に触れられる。遺族の協力と熱意で完成した分館も紹介。
バカラ・ギャラリーミュージアム
世界に名だたるバカラのショームール的美術館。現代の商品とアーカイブ作品を展示。きらびやかな館内は、見るものの心を釘付けにする。
アルベール・カーン美術館と庭園
見事な庭園でも有名。世界中を旅し、写真を通して世界平和を唱えたアルベール・カーンの世界観とメッセージを感じることができる。
ヴォー=ル=ヴィコント城
ヴェルサイユ宮殿のモデルとなった城。この城を見た国王ルイ14世はあまりの豪奢さに嫉妬し、創建者で時の大蔵卿ニコラ・フーケを失脚させた。
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