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オーストリアの女帝マリア=テレジアの娘にしてフランス国王ルイ16
世の妃。結婚当初はヴェルサイユの正殿内にある王妃の居殿で暮らしましたが、やがて窮屈な宮廷生活から逃れるように、離宮プティ・トリアノンや自ら造らせた王妃の村里に籠もるようになりました。革命を前にしたフランス文化の爛熟期に、繊細で洗練された美意識をもって華やかな生活を送った王妃は、1793年、断頭台の露と消えました。
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フランス第一帝政の皇帝。在位1804年〜14年。ヴェルサイユ宮殿の大改築を構想したもののかなわず、両トリアノンを中心に改築。1810年にオーストリア皇女マリー=ルイーズと再婚すると、トリアノンに暮らすようになりました。宮殿にはナポレオンが愛用した帝政様式の家具の名品が残されています。その後、ナポレオンは1814年に退位、その7年後に流刑先のセント・ヘレナ島で死去しました。
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1796年にナポレオンに嫁ぎ、1804年、彼が皇帝となると同時に皇妃に。ナポレオンは彼女をこよなく愛しながらも、後継ぎを生めないことから1809年に離婚してしまいます。ジョゼフィーヌがはじめてヴェルサイユを訪れたのは、ナポレオン戴冠の翌年1805年のこと。彼女はヴェルサイユに暮らすことはありませんでしたが、離婚の年、ナポレオンとの最後のクリスマスをトリアノンで過ごしました。
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