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2018年 新春を寿ぐ
葛飾北斎の和の香り漂うグッズ

西洋の芸術家たちにも大きな影響を与えた浮世絵師・葛飾北斎。
上野の国立西洋美術館で1月28日(日)まで開催中の「北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」が大きな注目を集めています。
2018年、最初の特集は、新春にふさわしく、北斎の作品をモティーフにしたグッズをご紹介いたします。

お正月のお出掛けにぴったり
北斎モティーフで新春のお洒落を楽しむ

北斎の代表作「冨嶽三十六景」シリーズは、西洋の芸術家たちに衝撃を与えた作品です。日本を代表する霊山・富士山をさまざまな場所、折々の季節のなかで描いた36点のシリーズを発表したとき、北斎はなんと72歳という高齢でした。なかでも「神奈川沖浪裏」は、浮世絵のアイコンといってもいいほど、世界中に知られている名作。水の描写に長じた北斎が描く躍動感あふれる波頭には、現代でも色あせることのない造形センスが光っています。

急な雨ふり――、さっと
取り出した傘に“北斎の波”!
和服にもぴったりな粋な折り畳み傘です。
大胆な波頭の
モティーフのショール
冬の装いに鮮やかな差し色を。
北斎が描いた
《鷽と垂桜》がモティーフ
おめでたい絵柄の指輪でお正月のお洒落を。

北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃

本展は西洋近代芸術の展開を「北斎とジャポニスム」という観点から編み直す、日本発・世界初の展覧会です。国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約220点と、北斎の錦絵約40点、版本約70冊(会期中展示替えあり)が比較展示されています。北斎という異文化との出会いによって生み出された西洋美術の傑作の数々を堪能しながら、西洋の芸術家の目を通して北斎の新たな魅力も感じられる展覧会です。

会期:2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)
会場:国立西洋美術館
開館時間:9:30~17:30
※金曜日、土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、12月28日~1月1日、1月9日
※ただし1月8日(月・祝)は開館


  • クロード・モネ《陽を浴びるポプラ並木》1891年 
    油彩、カンヴァス 93×73.5cm 
    国立西洋美術館(松方コレクション)

  • 葛飾北斎《冨嶽三十六景 東海道程ヶ谷》
    1830-33(天保元-4)年頃
    横大判錦絵 25.7×37.8cm
    ミネアポリス美術館
    Minneapolis Institute of Art, Bequest of Richard P. Gale 74.1.237 Photo: Minneapolis Institute of Art

お客様の多い新春のおもてなし
北斎モティーフのインテリアで華やぎを

「神奈川沖浪裏」は、まるで生き物のようなダイナミックな波に目がいきがちですが、じつは荒れ狂う波間に、船を懸命に漕ぐ小さな人々も描き込まれていることをご存じですか? お客様の訪問も多いこの季節、北斎モティーフのインテリアやテーブルウェアでおもてなしすれば、そんな楽しい発見に話題が弾むかもしれません。

お部屋にさり気ない
和のアクセント

お正月にいらしたお客様の
おもてなしにぴったり

船を漕ぐ人たちはどこにいる?
おしゃべりも弾みます

ステーショナリーや身近な便利グッズを彩る
小さな日本の美の世界

波形をかたどった日本の伝統的な文様「青海波(せいがいは)」は、同心の半円を互い違いに重ねて波を表現したものです。「青海波」は、そのなりたちや意味を知らずとも、ひと目見れば、誰もが日本の情緒を感じるほどの普遍的な日本の美。2018年は、さりげない日頃の持ち物に、日本の美のエッセンスをひとさじ加えてみてはいかがですか?

「青海波」はクールでモダンな
日本の伝統的な意匠

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