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新着おすすめ図書
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NEW BOOKS今月の新着図書
クプカ 抽象絵画のパイオニア
Kupka Pionnier de l'abstraction
2018年グラン・パレ・ナショナル・ギャラリーにて開催された「クプカ」展展覧会アルバム。抽象絵画の最初期の一人と言われる画家の回顧展である本展に出品された作品を、豊富なカラー図版と解説で紹介した一冊。
日本の版画 ヴィンセント・ファン・ゴッホのコレクション
Japanese prints The collection of Vincent van Gogh
アムステルダムのゴッホ美術館から刊行されたファン・ゴッホの浮世絵版画コレクションにスポットを当てる書籍。浮世絵好きで知られているゴッホが、その魅力に気づいたのは、売るために入手した約600点の版画が思ったように売れず、手元に残ったためだったと言う。本書では、ゴッホ自身が所有していた歌川広重、国芳、国貞などの作品を図版で紹介し、その魅力に迫るとともに、ゴッホの創造性に与えた大きな影響を改めて精査する。
ロンドンの印象派 - 亡命したフランス人画家たち 1870年-1904年
Les Impressionnistes à Londres Artistes français en exil, 1870-1904
2018年パリ市立プティ・パレ美術館にて開催された同名の展覧会ミニアルバム。1870年、普仏戦争の勃発により、ピサロやモネ、ドービニーなど、多くの画家がロンドンに亡命した。印象派と呼ばれるようになる前の、彼らのロンドンでの活動とその作品に焦点を当てる。テート美術館からの巡回展。
PICK UP今月のピックアップ図書
ピカソ=セザンヌ
Picasso Cézanne
2007年5月から9月までエクス=アン=プロヴァンスのグラネ美術館で開催された「ピカソ=セザンヌ」展のカタログ。セザンヌを唯一無二の師と仰いでいたピカソ。セザンヌの影響が色濃く出ているキュビスム時代の作品群から、後年の、サント=ヴィクトワール山の麓に構えた、ヴォーヴナルグ城のアトリエで制作された作品まで、セザンヌをテーマにピカソの歩みを辿る。本書は、グラネ美術館館長らによるカタログテキストに加えて、南仏時代のピカソの様子を克明に伝える記録でも知られる写真家、デヴィッド・ダグラス・ダンカンのインタビュー記事等も収録している。
ピカソと巨匠たち
Picasso et les maîtres
2008年10月から翌年2月までグラン・パレで開催された表題の展覧会のカタログ。パリ・ピカソ美術館改修工事にともない、パリの大きな美術館において行われた、ピカソ美術館所蔵作品を中心にした企画展のひとつ。本書は、静物、裸婦、肖像画等のテーマのもとに集められたティティアーノやヴェラスケス、ムリーリョやマネら巨匠たちの作品と、ピカソが挑んだ同テーマの作品を解説とともに比較して掲載している。
マティス、セザンヌ、ピカソ… スタイン家の冒険
Matisse, Cézanne, Picasso... L'aventure des Stein
2011年10月から翌年1月までパリのグラン・パレ・ナショナル・ギャラリーで開催された表題の展覧会図録。近代美術コレクターとして名高いスタイン家とそのコレクションに焦点を当てる。450ページを超える本書は、展覧会に出品された作品解説に加えて、当時の写真資料なども多数収録し、ガートルード・スタインをはじめ彼女の兄レオやマイケルらが、いかにして世界屈指の近代美術コレクションを作り上げたのかを多角的な視点から明らかにする。
ピカソ
Picasso
2017年6月から11月までフランス・ブルターニュ地方の町ランデルノーで開催された同名の展覧会図録。9章構成で6つのエッセイを収録した本書は、20世紀最大の画家ピカソの画業と生涯を多角的な視点から捉えた一冊。
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