ルーヴルを予約する贅沢 ルーヴル美術館グラフィック・アート部門グラフィック・アート閲覧室の魅力 2004.11.1-12 .15

ルーヴル美術館に、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとするルネッサンスの巨匠たちから、ドラクロワなど19世紀フランス近代の画家たちまで、ルーヴルが所蔵する珠玉の版画・デッサン作品を、図書館で本を閲覧するように鑑賞することができる版画・デッサン閲覧室があるのをご存知でしたか?
19世紀の美しい天井画と見事な装飾が施された室内で、自分だけのために収蔵庫から取り出された作品と対面する、何とも贅沢な時間を過ごすことができるのです。
ルーヴル美術館グラフィック・アート部門が所蔵するこれらの作品は、17世紀にルイ14世が買い上げた6000点の素描コレクションに始まったもので、13万点とルーヴル最大の規模を誇りながら、紙という素材のデリケートな性質上、残念ながら、これまで一部の作品しか常設での展示がなされてきませんでした。

MMFインフォメーションセンターでは、閲覧可能な作品の検索方法や利用申請の方法、現地での閲覧にまで至るプロセスの詳細など、訪問に先立つ実際的な情報を含め、その魅力の全貌を紹介いたします。また、ご希望の方には利用申請のお手伝いをいたします。(申請に関わる実費等をご負担いただく場合がございます。)
 
   
あわせて、創生期からの写真と版画のコレクションで名高い、フランス国立図書館の閲覧室について詳しく情報をご提供いたします。

MMF3Fギャラリーにて同時開催
デッサンの魅力:ルーヴル美術館カルコグラフィー工房作品より
2004.11.1-2004.12.15