デッサンの魅力:ルーヴル美術館カルコグラフィー工房作品より 2004.11.1-12.15

「ルーヴル美術館カルコグラフィー室」が誇る、古くは17世紀に遡る銅版画原版コレクション。その中から、ルネッサンスの巨匠たちの作品を中心に、 18-9世紀の優れた彫版技術によって模写された、銅版画によるデッサンの復刻作品をご紹介いたします。
原版に刻まれた繊細な刻線の1本1本が、伝統の技を受け継ぐ現代の版画職人の手によって、手漉き紙に丁寧に写し取られ、いずれの作品もデッサンの軽やかな筆致が見事に再現されたもの。銅版画とデッサン、双方の魅力をお楽しみいただけるカルコグラフィーです。

さらに・・・
インフォメーションセンターでは、 まさに“美術館をリザーブする贅沢”が味わえる、ルーヴル美術館のデッサン・版画閲覧室について、その利用方法をくわしくご案内いたします。
 
ルロワ(1821-1880)作
ペルジーノ(1450頃-1523)によるデッサンから
ケイリュス伯(1692-1765)作 
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)によるデッサンの模写から