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ムラージュ(複製彫刻)がくれる癒し
動物彫刻特集

MMMブティックは、フランス国立美術館連合(RMN)から直接商品を仕入れています。
RMNのムラージュはルーヴル美術館ムラージュ工房で、作品から直接型を取って作られるもの。そして職人の手により、さまざまな工程を経て一つ一つ生み出されています。
今回はMMMに届いたばかりの商品も含め、フランスの動物彫刻家、ポンポンとバリーの二大巨匠によるムラージュを特集します。「オルセー美術館でポンポンの白熊見た」とか「チュイルリー公園でバリーの彫刻見た」といったようなフランスでの思い出をお持ちの方も多いと思います。
家にいる時間が長くなり、あらためて家での暮らしを見つめ直す機会でもある今、巨匠の手による動物たちを、新たな暮らしに迎え入れてみてはいかがでしょうか。
MMMブティックでは、現在在庫がないムラージュでも、お客様のご要望に応じて、フランスに問い合わせ、仕入れをすることが可能です。ぜひスタッフにお問い合わせください。

Photo (C) Centre Pompidou, MNAM-CCI, Dist. RMN-Grand Palais / Bertrand Prévost / distributed by AMF-DNPartcom

フランソワ・ポンポン

フランス、ブルゴーニュ地方出身の彫刻家、フランソワ・ポンポン。

20歳から彫刻家を目指してパリに出て、数多くの彫刻家の工房で下積みをしました。ポンポンの下積み時代は、非常に長く、代表作の白熊は、1922年、67歳の時に発表。彼の代表作の多くは、晩年に独立してからの10年で生み出されました。

白熊(オルセー美術館蔵)は、縦163cm×横251cmと本物の白熊と見まごうばかりの大きなサイズの彫刻です。MMMでは、5分の1サイズの白熊を販売しております。

Photo (C) RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF-DNPartcom

アントワーヌ=ルイ・バリー

もう一人、19世紀のフランスで動物彫刻家として最も知られているのがアントワーヌ=ルイ・バリー。

サンルイ島に、バリーを称えたバリー公園(Square Barye)があります。彼もまたパリにて、版画工房に見習いとして入った後に、金銀細工師としての経験も積み、彫刻家となりました。バリーは、美術学校の教授として教鞭も執り、後世の動物彫刻家たちに非常に大きな影響を与えました。

動物解剖学にも精通したバリーの作品は、筋肉や顔の表情がとても細かく表現されています。

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