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ggg×MMM連携企画
<第一弾>
「書籍で辿るgggの35年」展①

11月1日(月)~11月30日(火)

世相を反映した35年分の貴重な書籍
 MMMに隣接するggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)では、11月1日(月)より「日本のアートディレクション展 2020-2021」が開催されます。本展にあわせ、MMMでも11月1日から来年の3月まで「書籍で辿るgggの35年」展と題し、前半と後半に分けて特別展を行います。
 3つのgの頭文字から「スリー・ジー」の愛称で親しまれているgggは、グラフィックデザインの専門ギャラリーとして1986年、大日本印刷株式会社が創業の地でもある銀座に設立。以後、展覧会やレクチャーの開催、gggBooksなどの出版活動を通し、多くの方々にグラフィックデザインの素晴らしさや魅力を伝えています。
 そのgggで開催される秋と春の風物詩ともいえる展覧会が、「ADC展」と「TDC展」です。ADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)は、日本を代表するアートディレクターによって構成されており、その会員が審査員となって行われる年次公募展が日本のアートディレクション展です。ここで選ばれるADC賞は、日本の広告やグラフィックデザインの最先端ともいえる賞で、国内外の注目を集めています。また、東京タイプディレクターズクラブ主催のTDC展では、文字の視覚表現を軸にしたグラフィックデザインの国際賞「東京TDC賞」の受賞作やノミネート作品などを展示しています。
 MMM特別展の前半戦となる11月1日から30日には、ADC展の図録のほか、10月に2021年度版も発行されたTDC展図録、gggの展覧会記録ともいえるアニュアルレポートなど、一般書店では購入できないものやすでに在庫が少ないといった貴重な書籍が並びます。
 「広告は時代を映し出す鏡」とも言われますが、ポスターやCM、商品のパッケージデザインなど、受賞作の数々を見ていると、たった数年のことでも懐かしさを覚えると同時に、その時代にタイムスリップしたかのような気にさせてくれます。可愛らしいデザインやかっこいいデザインがあるのはもちろん、デザインの歴史についてなど、ページをめくるたびにいろいろな発見があるでしょう。わずか35年、されど35年――、デザインの世界が日々進化していることをあらためて気づかせてくれるに違いありません。
 時代が移り変わっていく様がうかがえる今回の特別展。35年分の多種多様な書籍が一気に見られる貴重な機会ですので、gggファンならずともお楽しみいただけるはず。ぜひ心地よい秋の風を感じながら、銀座まで足をお運びください。