Lectures MMFのライブラリーから

DOCUMENTATION
所蔵資料情報

インフォメーションセンターおすすめの一冊と新着資料情報のご案内です。
クリスチャン・ディオール、世紀の人 Christian Dior Homme du Siècle
クリスチャン・ディオール、世紀の人


22×28cm/248ページ
フランス語/刊行:2005年
著者:ジャン=リュック・デュフレヌ(クリスチャン・ディオール美術館学芸員)、序文:ルノー・ドヌデュー・ド・ヴァーヴル(文化通信大臣)、ベルナール・アルノー(ディオール・グループ会長)
12,528円(税込)

クリスチャン・ディオールを知るなら、この1冊。彼の生誕100周年を記念して行われた「クリスチャン・ディオール 世紀の人」に併せて出版されたカタログのご紹介です。クリスチャン・ディオールがお気に入りだったピンクとグレーで彩られたエレガントな装丁を開くと、ドレスや当時の場面といった豊富な写真の数々によって、クリスチャン・ディオール・ワールドへと誘われていきます。
三つのパートで構成された内容は、“クリスチャン・ディオール事典”と呼ぶにふさわしい充実ぶり。現クリスチャン・ディオール美術館であるリュンブ邸と彼の創造性の秘密を解き明かす第一部、100周年記念展の出品作品カタログである第三部はもちろんですが、ユニークさを極めるのは第二部。1954-1956年の最盛期に書かれ、今は絶版となってしまった回想録「クリスチャン・ディオール」がブック・イン・ブックとして完全復刻されているのです。メゾンの誕生を語った「私は、どのようにクリスチャン・ディオールになったか」、創作の過程に迫った「アイデアからドレスへ」、企業人としての「メゾン・ド・クチュール」、幼少期への思慕を綴った「私の人生の冒険」など、10年という短いキャリアを駆けぬけた、私人クリスチャンとデザイナー“クリスチャン・ディオール”の二面性について語られた興味深い内容となっています。さらにこの著作のきっかけになったインタビュー選集「私はデザイナー」も収録されていて、これはもう、クリスチャン・ディオールの世界をまるごと手にしたような贅沢さ。彼のドレスや香水と同じく、エレガントが香りたつ一冊です。

インフォメーションセンター新着資料
言語   タイトル    タイトル訳   発行   発行年  内容
フランス語 Félix Bracquemond et les arts décoratifs
フェリックス・ブラックモンドと装飾美術
フェリックス・ブラックモンドと装飾美術
RMN 2005 19世紀後半の画家、版画家であるブラックモンドが装飾工芸のために制作した、代表的な作品群による展覧会図録。日本の浮世絵の第一発見者でもあった彼は、陶磁器の製造業者に多数の日本風なデザインを提供したことでも知られる。
フランス語 Poussin Watteau Chardin David… Peintures françaises dans les collections allemandes
プッサン、ワトー、シャルダン、ダヴィッド・・・ドイツのコレクションに見るフランス絵画
プッサン、ワトー、シャルダン、ダヴィッド・・・ドイツのコレクションに見るフランス絵画
RMN 2005 ドイツ国内に所蔵される多数の17〜18世紀フランス絵画の名品を紹介した展覧会図録。ミュンヘンにあるアルテ・ピナコテーク、ノイエ・ピナコテークのニコラ・プッサンやクロード・ロランの作品も幅広く掲載。
フランス語 150 ans de publicité
広告150年史
広告150年史
union centrale des arts decoratifs 2004 フランスの広告史を辿る3回シリーズの展覧会を1冊にまとめた図録。ポスター、テレビCM、パッケージなど、精選された150点以上もの作品を通し、広告代理店とクリエーターたちの試みが熱狂的な反響を得た、広告界の幸運な時代を展観する書。
フランス語 Cinquante ans de céramique française 1955-2005
1955−2005年のフランス陶器の歴史
1955−2005年のフランス陶器の歴史
RMN 2005 セーヴル国立陶器博物館所蔵作品のうち陶器最盛期(1955−2005年)をフランス陶器及びフランスで活躍するアーティストを通して紹介。1950年代の温かみのある陶器、70年代の半磁器の時代、80年代以降の自由に創作する時代に分けて解説。同博物館所蔵60作品を写真付きでアーティスト別に紹介。
フランス語 La gravure
版画
版画
solar 2004 版画の起源、技術、形式、そして版画興隆期の立役者たちを紹介。ヨーロッパ版画の長い歴史を紐解く一冊。
フランス語 Le Louvre Les Antiquités Egyptiennes
ルーヴル美術館、古代エジプト
ルーヴル美術館、古代エジプト
Scala 2002 ルーヴル美術館古代エジプト部門所蔵作品5500点のうち、最も美しいとされる作品を抜粋し解説。なかでも日用に使われていたものが多く、また古代エジプトでどのような葬儀が行われていたかを知ることができる所蔵品も紹介。
フランス語 Le musée Gustave Moreau
ギュスターヴ・モロー美術館
ギュスターヴ・モロー美術館
RMN 2005 ギュスターヴ・モロー美術館常設展の最新カタログフランス語版。もともと彼の住まいであったこの美術館では、その画業や探求の足跡を辿ることができる。主要作品だけでなく当時の趣のまま復元された2階部分も含む館内の様子も紹介し、モローの世界に浸ることができる一冊。
フランス語 Christian Dior et moi
クリスチャン・ディオールと私
クリスチャン・ディオールと私
Association presence de Christian Dior 1994 1956年に出版されたクリスチャン・ディオールの自伝の一部を抜粋した小冊子。幼少期に過ごしたグランヴィル市リュンブ邸での生活を振り返り、戦後の復興期に花開いたパリ・モード界を紹介。
フランス語 Les enfants de la guerre à la paix 1930-1950
1930−1950年の戦争から平和の時代の子供達
1930−1950年の戦争から平和の時代の子供達
Somogy 2004 2004年にシェルブルグ・オクトヴィルにあるリべラシオン博物館とグランヴィル市のクリスチャン・ディオール美術館で行われた「戦争から平和の時代への子供達」展図録。フランスのみならず、当時のドイツ・日本・アメリカを写した写真を通してこの時代を振り返る。1947年から今日に至るまでの、軍服からヒントを得て作られた子供服・スポーツ服・近年のオートクチュール作品を紹介。
フランス語 Christian Dior Homme du Siècle
クリスチャン・ディオール、世紀の人
クリスチャン・ディオール、世紀の人
Artlys 2005 クリスチャン・ディオール生誕100周年記念展覧会カタログ。リュンブ邸にある彼の痕跡を印す美術館と庭園、婦人服と香水、芸術家の家とその時代の記憶、彼の著書『クリスチャン・ディオールと私』、本展覧会に出展されたドレスについて書かれた資料的価値の高い、大変美しい装丁本。
フランス語 Conférences écrites par Christian Dior
クリスチャン・ディオールによる講演会内容
クリスチャン・ディオールによる講演会内容
Editions du regard 2003 1955-1957年にソルボンヌ大学文明講座で行われたディオール著の講演会講義内容。1度目の1955年の対話形式講演会では、モードが大学で初めて取り上げられ、デザイナーの役割、時代の空気を読み取りその変化に対応すること、また顧客からの要望に対する姿勢についての内容が語られている。
フランス語 Musées insolites de Paris
パリにあるユニークなミュゼ
パリにあるユニークなミュゼ
Parigramme 2005 パリにあるユニークなテーマのミュゼを20区別に分けて紹介。ダゴベル1世の王座、アラビアのロレンスの間、ブレリオ機やモリエールの肘掛け椅子…など、お宝を秘蔵するミュゼについて、当時の思い出に浸りながらユーモアを交えて解説。
日本語 ロダン事典
淡交社 2005 オーギュスト・ロダンの作品と生涯を網羅した「目で見る事典」の決定版。ロダン美術館の最新研究と秘蔵コレクションを紹介。カラー図版約150点、モノク図版約300点を収録。
日本語 セザンヌのアトリエ
Edition aux arts etc. - 「セザンヌのアトリエ」日本語訳版。セザンヌの隠れ家であり瞑想と制作の場であった、レ・ローヴの丘にあるアトリエを通して、彼の世界を紐解く。また、彼の制作した作品を解説つきで紹介。
日本語 ギュスータヴ・モロー  美術館
RMN 2005 ギュスターヴ・モロー美術館常設展の最新カタログ日本語版。もとは彼の住まいであったこの美術館では、その画業や探求の足跡を辿ることができる。主要作品だけでなく当時の趣のまま復元された2階部分も含む館内の様子も紹介し、モローの世界に浸ることができる。
日本語 魅惑の17-19世紀フランス絵画展
読売新聞東京本社 2005 画家フランソワ=グザヴィエ・ファーブルのコレクションを元に、1828年にモンペリエに開館したファーブル美術館の主要90作品を紹介する本展覧会の図録。この展覧会ではブールドン、カバネルなどモンペリエ出身の画家に加え、プッサン、ダヴィッド、ドラクロワ、ミレーなどフランス絵画史上主要な画家の作品も出品される。
日本語 ルーヴル美術館所蔵古代エジプト展
NHKプロモーション 2005 ルーヴル美術館古代エジプト展覧会図録。エジプト学に多大な功績を残したルーヴルの学者たちゆかりの遺物を紹介すると共に、彼らが解明した「古代エジプト人とその生活」に焦点を当て、選りすぐりの名品200点を通して、古代エジプト人の生活観や人間像に迫る。
その他の言語 Christian Dior museum and garden
クリスチャン・ディオール 美術館と庭園
クリスチャン・ディオール 美術館と庭園
Artlys 2005 クリスチャン・ディオールが幸せな幼少期を送ったグランヴィル市のリュンブ邸での想い出、その後のデザイナーとしてのキャリア、またクリスチャン・ディオール美術館が誕生するまでの経緯や現状を写真を用いながら紹介。
その他の言語 The Jewelry collection of the musée des arts décoratifs Paris
パリ装飾美術館のジュエリーコレクション
パリ装飾美術館のジュエリーコレクション
union centrale des arts décoratifs 2004 2004年改装され再オープンした本美術館のコレクションカタログ。中世から今日までの、フランスの宝飾品の歴史を彩る4000点に及ぶコレクションの中から、特に選ばれた作品を掲載。

Top