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新着おすすめ図書
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NEW BOOKS今月の新着図書

ヌード ー 英国テート・コレクションより
NUDE ART FROM THE TATE COLLECTION

2018年「ヌード(裸体)」をテーマに世界を巡回したテート美術館所蔵コレクション展。日本では横浜美術館にて開催された。テート・コレクションの基礎となったヘンリー・テート氏の寄贈作品のひとつ、ジョン・エヴァレット・ミレイの『ナイト・エラント(遍歴の騎士)』を含む、およそ120点を展示。図録は各章に分かれ、豊富なカラー図版と解説およびエッセイを収録。「ヌード」という主題に従って英国テート・コレクションのみどころを知る絶好の一冊となっている。

ヌード ー 英国テート・コレクションより

もの派 - 再考
Reconsidering Mono-ha

2005年に国立国際美術館にて開催された「もの派-再考」展の図録。「もの派」形成の実質的契機となった関根伸夫の「位相-大地」以前から遡り、「もの派」という形式がいかに形成されたのか、美術運動として彼らの提起した問題とはどのようなものだったのか、作家、作品をフィーチャーしながら、改めて「もの派」の再評価に挑んだ重要な展覧会。豊富な図版と作品解説およびエッセイを含む。

もの派 - 再考

ファン・ゴッホと日本
Van Gogh & Japan

2018年3月から6月までアムステルダムのファン・ゴッホ美術館で開催された表題の展覧会図録。同展は、2017年8月から2018年3月まで日本国内3カ所を巡回。ゴッホの創作に日本美術、とりわけ浮世絵が与えた影響を多角的な視点から考察する。豊富なカラー図版を掲載し、ゴッホの作品と浮世絵の比較を効果的に行うことで、ゴッホにおける日本美術の受容あるいは両者の関係性がより明確に示されている。

ファン・ゴッホと日本

素敵な台湾博物館巡り
Enjoying Taiwan's Museums

台湾の公立・私立の博物館99館を大きく4つに分類し紹介。付録も充実しており、台湾の文化・歴史・風土を色々な角度から知ることができる一冊。ハンディサイズで携帯に便利なため、訪問時のガイドブックにも最適。

素敵な台湾博物館巡り

PICK UP今月のピックアップ図書

ダリ
DALÍ

2012年にパリのポンピドー・センターにて開催された同名の展覧会図録。数々の貴重な映像作品やドキュメンタリーと併せ、スペインの市民戦争、第二次世界大戦、ナチス・ドイツのホロコーストなど、大きな悲劇的歴史を歩んだ「20世紀」とともに、ダリの歩みとその特異な表現方法の真髄に迫る回顧展をまとめた一冊。

ダリ

ソル・ルウィット
Sol LeWitt

2013年3月から8月までフランスのポンピドー・センター=メッスで開催された表題の展覧会図録。1960年代より、ミニマルアーティストの代表格として活躍し、2007年に没したアメリカ人アーティストのソル・ルウィット。ヨーロッパでは最大規模のソル・ルウィットの回顧展となった本展は、1968年から2007年の間に制作されたウォールドローイングの中より秀逸作品を紹介。

ソル・ルウィット

アンゼルム・キーファー
Anselm Kiefer

2015年12月から2016年4月までパリのポンピドー・センターで開催された表題の展覧会図録。1970年代より活躍しているドイツ出身の画家アンゼルム・キーファー。本書ではキーファーの絵画作品を彼にまつわるエッセイなどとあわせて紹介する。

アンゼルム・キーファー

マグリット イメージの裏切り
Magritte. La trahison des images

2016年9月から2017年1月までパリのポンピドー・センターで開催された表題の展覧会図録。不可思議な風景や意外なオブジェの配置で知られる、マグリットの最も有名な作品から知られざる作品まで、100点余りの絵画やデッサンなどを紹介する充実の一冊。

マグリット イメージの裏切り

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