Ginza Art link - 銀座界隈アートスポット巡り

GINZA-ART LINK[ 銀座界隈で出会えるアート ]VOL.23

アートスポット巡り銀座界隈 GINZA-ART LINKVOL.23

メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド(MMM)のある銀座界隈には企業が運営する
美術館やギャラリーなどが、数多く点在しています。銀座のMMMにお越しの際、
併せて訪問いただきたい、こうしたアートスポットを中心にご紹介してまいります。

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第23回 日本橋三井ホール ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム2014〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム

今回は、日本橋にある商業施設、コレド室町5階の「日本橋三井ホール」を訪ねました。イベントホールでは、この季節にぴったりの展覧会「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム2014 〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム」が開催中です。

日本橋三井ホール

所在地
東京都中央区日本橋室町2-2-1
COREDO室町5階(入口4階)
Tel
03-5200-3210
開設年
2010年10月
運営コンセプト
平日はビジネス、週末はコンサートを中心に多種多様なイベントを開催。日本橋の町の活性化、ならびにビルの活性化を念頭に置き、展示ホールにマッチするイベントの誘致も目指す。
URL
http://www.nihonbashi-hall.jp/
開催中の展覧会
ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム2014 〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム
2014年7月11日(金)〜9月23日(火・祝)
入場料
一般:1,000円
小学生以下:600円
3歳以下:無料
※小学生以下 保護者要同伴
休館日
会期中は無休
※9月10日(水)は貸し切りのため、ナイトアクアリウムの開催はいたしません。
アクセスマップ
アクセス
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅A6出口より直結。
JR総武線快速「新日本橋」駅地下道直結。JR「神田」駅東口より徒歩9分。JR「東京」駅日本橋口より徒歩9分。
開館時間
11:00−23:30(最終入場23:00)
アートアクアリウム 11:00−19:00/ナイトアクアリウム 19:00−23:30
※22:00以降は、未成年者の入場はできません。
主催
株式会社エイチアイディー・インターアクティカ
※入場料、休館日、開館時間などはイベントにより異なります。

江戸時代の賑わいを再び現代に―「日本橋再生計画」のもと作られた施設

▲4階にあるエントランスは、高級感あふれるホテルのような雰囲気

 江戸時代より日本の商業、文化などの中心地として栄えてきた日本橋。国の重要文化財にも指定されている日本銀行や三井本館など日本を代表する歴史的な建造物が多く並ぶ一方で、近年、コレド室町やコレド室町2、コレド室町3といった新しい商業施設が次々と誕生しています。新たなこれらの施設は、2000(平成12)年頃よりこの地にゆかりの深い三井不動産を中心に官・民・地元が一体となって推進している「日本橋再生計画」の一環。「残しながら・蘇らせながら・創っていく」をコンセプトに、文化や伝統はそのままに商業施設の建設に加え、地域と連携したイベントを開催し、日本橋をさらに活気あふれる町にすべく活動を行っています。

▲江戸を象徴する“大奥”を表現した巨大金魚鉢シリーズ<大奥>は圧巻

 その計画のひとつとして2010年10月に誕生したのが、コレド室町5階にある「日本橋三井ホール」。高さ7m、704uの広いホールでは、ビジネスやコンサートなど、毎日さまざまなイベントが行われており、現在は、「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム2014 〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム」(2014年7月11日〜9月23日)が開催中です。


▲会場に入るとすぐ、ガラス製の金魚鉢<Kingyo>が出迎えてくれる。これは、イタリアの名ガラス工房「Venini」との共同作品


▲地球をイメージした直径1.5mの球体の水槽の中に錦鯉が泳ぐ<アースアクアリウム・ジャポニズム>

カラフルなライトに照らされて5000匹の金魚が紡ぎ出す幻想的な空間

▲アクアリウムを照明に見立てた<ボンボリウム>。雪洞をイメージした水槽内には、金魚が優雅に泳ぐ

 「世界中を見ても自分が理想とする形の“アート”“デザイン”“エンターテインメント”が融合しているものがなかった。そこで自分が極めたものを作ろうと“アートアクアリウム”を始めました」
 そう語るのは、“アートアクアリウム”の第一人者であり、この展覧会をプロデュースした木村英智(きむら・ひでとも)氏。“アートアクアリウム”とは、和をテーマにデザインされた水槽にLEDライティングやプロジェクションマッピングなど最新の演出技術を多用する水中アート展覧会のことです。
 「日本橋は日本で最初の花街であり、文化の発信場所でした。江戸の人々は、金魚を愛で、視覚的なところから涼をとったといいます。ですから、金魚を使って“現代の花街”をここに再現したかったんです」と、木村氏は展覧会のコンセプトを語ってくださいました。

▲水槽内で泳ぐ魚たちが大きく見えたり小さく見えたり、歪んで見えたりする新作<リフレクトリウム>(手前)。「ずっと見ていても飽きない作品」と木村氏

 水槽内を優雅に泳ぐ金魚は、お祭りなどでも目にするものから珍しい品種までその数なんと約5000匹。展示されている作品はイタリアの名ガラス工房「Venini」のデザイナーでもある木村氏が手がけているだけに、細部に至るまでこだわりが感じられるものばかりです。七色のライトに照らされた幅3mにもおよぶ巨大金魚鉢シリーズ<大奥>など大型のものをはじめ、さまざまな見え方のレンズを用いた<リフレクトリウム>や、垂直に見る面を一切持たない特殊な構造の<パラドックスリウム>といった新作など、本物の金魚が作り出す妖艶で独特な世界観にぐいぐい引き込まれていきました。

▲垂直に見る面を持たない特殊な構造の<パラドックスリウム>も今回が初出展

 また、毎日19時からは、お酒などを飲みながら金魚を鑑賞できたり、土曜・祝前日には、DJパフォーマンスやJAZZなどを楽しんだりできるナイトアクアリウムを開催。珍しい演出について木村氏は、「以前から『こうした素敵な空間の中でお酒が飲めたらいいよね』というお客様の声もあって、それなら自分が作ればいいと思ったんです。単純に僕が好きなのもありますが」と笑いながら話してくださいました。作品ごとに音楽や香りの演出を行い、五感で味わうことができる幻想的な水中世界を満喫しに、ぜひ足をお運びください。


▲屏風型の水槽の<ビョウブリウムU>は、本物の金魚とプロジェクションマッピングの映像の世界が融合する作品


▲山口の銘酒、獺祭(だっさい)を提供する「獺祭バー」。夜にはお酒も楽しむことができる

プロデューサーからのメッセージ - Message de Galerie

作品だけでなく、空間や世界観を感じてもらいたいと思いますので、ぜひ空いている時間帯を狙ってご来場ください。夜9時過ぎであれば、日本酒の「獺祭」や「オリジナル金魚カクテル」などのお酒を楽しみながら、ゆっくり鑑賞できると思います。アートアクアリウムの世界を体感しに、ぜひお立ち寄りください。
総合プロデューサー 木村英智

担当者からのメッセージ - Message de Galerie

伝統ある街、日本橋に出来た新スポット、3つのコレド室町、その多種多様な店舗の中にある、「日本橋三井ホール」。当ホールにお越しの際には、ぜひ、日本橋名所巡り・グルメ巡りも楽しんでいただければと思います。
日本橋三井ホール マネージャー 村田 亮

Update : 2014.9.1ページトップへ

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