今年はジョン・レノンがニューヨークで凶弾に倒れてから25年目にあたります。世界各地で追悼イベントが行われていますが、この博物館でも6月25日まで「ジョン・レノン unfinished
music (終わらない音楽)」というタイトルの特別展が催されています。
展示は2フロアに分かれており、最初は階段を降りて地下へ。ここはレノンがリバプールで生まれてからビートルズを結成し、世界的な成功を収めるまでの軌跡が紹介されています。いなくなってしまった両親、そしておば夫婦に育てられた子供時代の写真、学校の成績表、落書きなど、レノンが世に出てくるまでの記録が特に興味を惹きます。リバプールで売れ始め、ハンブルグのタバーン・クラブでの伝説的なライブ、それ以降の世界的な躍進ぶりがその次に続きます。ぜひ見て欲しいのが、このフロアの奥のドアを押して入るスタジオです。