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DOCUMENTATION
所蔵資料情報

インフォメーションセンターおすすめの一冊と新着資料情報のご案内です。
ABC絵本 E´:エジプト É COMME ÉGYPTE
ABC絵本 É:エジプト


21×16cm/58ページ
フランス語/刊行:2002年
著者:エリザベット・ドランジュ/マリ・セリエ
3,888円(税込)

アートをたのしく解説する子供のための美術入門シリーズ「ABC絵本」から、今月は、ルーヴル美術館の古代エジプト・コレクションに気軽に触れる1冊をご紹介します。絵本といえども、テーマに迫る切り口の鮮やかさと知的好奇心を満たす内容は、大人もぐんぐんと引きつけられる充実ぶり。MMFで、このシリーズの虜になった方も少なくありません。
『É:エジプト』では、エジプトの神話、美術品の素材、日用品、葬祭の習慣など、古代エジプト文化についての基本が学べる26のテーマが、次々と繰り出されます。頭が隼の姿をしたホルスの彫刻、若きファラオであったツタンカーメンの彫刻、青銅版に描かれたウジャトの目、ナイル河の青いカバの小像など、ルーヴル美術館古代エジプト部門所蔵の豊かなコレクションがカラフルな紙面にはみださんばかりに登場し、ページをめくるごとに、まるで自分が発掘者になったかのようなときめきが味わえます。
フランス語を楽しく勉強できる1冊としてもおすすめです。

インフォメーションセンター新着資料
言語   タイトル    タイトル訳   発行   発行年  内容
日本語 ナポレオン エジプト誌 完全版
ナポレオン エジプト誌 完全版
  TASCHEN 2002 ナポレオンのエジプト遠征の報告書『エジプト誌』の縮刷復刻版。古代遺跡から、エジプトの風物、動植物まで、当時調査団が目にした世界を追体験できる。出版に用いられた原版をそのまま用いて刷り上げたカルコグラフィー=銅版画もMMFで紹介。
フランス語 Ligozzi (Louvre, cabinet de dessins)
リゴッツィ (ルーヴル、キャビネ・デ・デッサン)
リゴッツィ
(ルーヴル、
キャビネ・デ・デッサン)
5 continents 2005 ルーヴル美術館キャビネ・デ・デッサン所蔵の素描作品を紹介するシリーズの7冊目であるこの小本は、ヴェローナ生まれの画家ヤコポ・リゴッツィ(1547−1627年)を取り上げている。技術を完璧に駆使し、想像力に溢れたこの創造者にとって、素描はそれ自体で作品として完結するものであった。絵画における重要性と同等なものとみなされている、素描におけるリゴッツィの重要性をまとめた一冊。
日本語 戦争のあと、ベルナール・ビュフェの絵画 1945−1959
戦争のあと、ベルナール・ビュフェの絵画 1945−1959
  ビュフェ美術館 2005 静岡県クレマチスの丘にあるビュフェ美術館が所蔵する1940−50年代の作品集。戦争による人間の苦しみや悲しみとその再生の術を後世に伝えるべく、画家ベルナール・ビュフェの初期作品を再発見するために作られた画集。
日本語 Georges Rouault and Shirakaba Society
ジョルジュ・ルオー白樺派

Georges Rouault and 
Shirakaba Societyジョルジュ・ルオー白樺派
  松下電工汐留ミュージアム 2005 2005年汐留ミュージアムでの「ルオーと白樺派」展図録。人間の本質を抉り出す、凄まじい表現力と深い精神性を持つルオー。日本における彼の紹介に大きく貢献した「白樺派」の熱い思いを紐解き、ルオー芸術の真髄に触れる。
日本語 ジョルジュ・ルオー 未完の旅路
ジョルジュ・ルオー 未完の旅路
  日経BP企画 2002 ルオーの油絵42点、版画集「ミセレーレ」58点、「流れる星のサーカス」34点、「受難」17点、「悪の華」12点を紹介。汐留ミュージアム所蔵作品を中心にルオーの足跡を辿ることのできる一冊。

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