MMFがおすすめする、今注目のミュゼ・ド・フランスの展覧会情報です。

グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー
Galeries nationales du Grand Palais
ルーヴル美術館
Musée du Louvre
オルセー美術館
Musée d'Orsay
ポンピドー・センター
Centre Pompidou
ケ・ブランリ美術館
Musée du quai Branly
パリ市立美術館
Musées de la Ville de Paris
その他パリのミュゼ
Autres musées à Paris
 
 
 
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パリ

その他パリのミュゼ Autres musées à Paris

会期 美術館 展覧会名・内容
2012.12.13-
2013.4.14
Musée des Arts décoratifs
装飾芸術美術館
Fashioning fashion : deux siècles de mode européenne, 1700-1915
作り上げるファッション:ヨーロッパ・モードの2世紀、1700-1915年
ロサンゼルス郡立美術館、ベルリンのドイツ歴史博物館に続いて、パリの装飾芸術美術館にて開催される本展は、これまでほとんどフランス国内で紹介されることのなかった、貴重な衣装の展示を通して、18世紀から20世紀初頭のヨーロッパにおける服飾の変遷をたどる。今日のデザイナーやクリエイターたちに多大な影響を与えた、2世紀にわたるヨーロッパ・モードの遺産を大々的に紹介する展覧会。
2012.11.27-
2013.4.28
Institut du monde arabe
アラブ世界研究所
LES MILLE ET UNE NUITS
千夜一夜
東洋の神話世界が生んだ千夜一夜物語。「終わりのない物語」であると同時に「千通りの終わりがある物語」でもある、この不思議な文学作品は、我々が抱くアラブ世界のイメージの源泉ともなっている。シェヘラザード、アラジン、シンドバッドなど、この千夜一夜物語に登場する人物たちから、造形作家、音楽家、文学者など多くの芸術家たちがインスピレーションを受けてきた。300点余りの展示作品より、この魔法に満ちたアラブの物語世界へ観客を誘う展覧会。
2012.10.24-
2013.5.13
Muséum national d'histoire naturelle
自然史博物館
Dinosaure, la vie en grand
恐竜、巨大な生物暮らし
竜脚下目と呼ばれる大型恐竜の生態を追う展覧会。1億4000万年の間繁栄し、90トンを超えることもあった巨大な恐竜だが、一体どのように体を支え、歩き、また生命を維持するために必要な10万キロカロリーもの食料を、毎日確保していたのか。マメンチサウルスの等身大模型や、発掘現場の再現、触ることのできる恐竜の骨も展示。最新の研究結果を元に構成されたスペクタクルの要素満載の展覧会。
2012.9.13-
2013.6.2
Musée de Montmartre 
モンマルトル美術館
Autour du Chat Noir - Arts et Plaisir à Montmartre 1880-1910
モンマルトルのキャバレー「シャ・ノワール」周辺に見る芸術と娯楽、1880-1910
1880年代初頭にモンマルトルで創業したキャバレー、「シャ・ノワール(黒猫)」。このキャバレーに焦点を当て、同時代の前衛的な芸術家たちの創作や華やかなキャバレー文化を概観する。パリのカルナヴァレ美術館やこれまでほとんど公開されていない個人収集家から貸し出された貴重な作品を含む、およそ200点の作品が一堂に会する展覧会。
2013.2.21-
2013.6.30
Musée Marmottan Monet
マルモッタン美術館
Marie Laurencin 1883-1956
マリー・ローランサン 1883-1956
マリー・ローランサン没後50年、また生誕130周年を記念し、20世紀における最も有名な女性作家の一人にオマージュを捧げる展覧会。ローランサンの個展がフランスの美術館で開催されるのは初の試み。アポリネールとの恋、破局、そして亡命といった波乱の運命に導かれた一人の女性の一生と、パリのアートシーンの中心を彩った、その画業を振り返る。
2012.10.10-
2013.7.14
Musée Dapper
ダッペール美術館
Design en Afrique S'asseoir, se coucher et rêver
アフリカのデザイン 座る、寝る、夢を見る
1986年の開館よりアフリカ美術の啓蒙に貢献してきたダッペール美術館。本展は、「身体を支えること」をテーマに作られた作品が並ぶデザイン展。姿勢、動作など人間の動きを中心に、いかに日常生活における必要が、創造性を刺激しているかを展覧する。オリジナリティに溢れた椅子や寝具から、アフリカにおけるデザインの多様性を感じられる内容となっている。
2013.2.21-
2013.7.21
Musée du Luxembourg
リュクサンブール美術館
Chagall Entre guerre et paix
シャガール 戦争と平和のはざまで
20世紀という時代を生き抜いたと言っても過言ではない、ユダヤ人画家マルク・シャガール。1985年に100歳近い年齢で没した画家は、その長い人生の中で一つの革命、二つの戦争、二回の亡命を経験した。彼の作品には、戦争と平和の体験、喜びと暗い不幸、個人的な思い出や出会い、そして旅の記憶が反映されている。シャガールが創作活動を通し、いかに人生の過酷さに立ち向かったか、芸術的側面と個人的側面という二つの視点から、シャガールの画業を改めて振り返る展覧会。
2013.3.22-
2013.7.22
Musée Jacquemart-André
ジャックマール=アンドレ美術館
Eugène Boudin
ウジェーヌ・ブーダン
19世紀後半のフランスの画家で「外光派」の一人としても知られるウジェーヌ・ブーダンの作品およそ60点を展覧する。モネが師と仰いだブーダンは刻々と変化する空や水、大気を主題に選び、戸外での絵画制作を実践したことから、「印象派の先駆者」の一人とみなされている。本展では、フランス国内だけではなく、ブーダン作品を多数所蔵するワシントン・ナショナル・ギャラリーやボストン美術館からも出品され、その中にはフランス初公開の貴重な作品も含まれている。生まれ故郷のノルマンディーからヴェネツィアまで、さまざまな土地を旅したブーダンの自然に対する穏やかで繊細な眼差しを知ることができる展覧会。
2012.10.23-
2013.8.18
Cité des Sciences et de l'Industrie 
シテ科学産業館
Léonard de Vinci, projets, dessins, machines
レオナルド・ダ・ヴィンチ 設計、構想、機械
万能の天才として知られるイタリア・ルネサンスの偉人、レオナルド・ダ・ヴィンチ。7章から成る本展は、この人物の足跡と現代の研究を結び付け、その特異性を再考する。ミラノの国立科学技術博物館の所蔵品を展覧し、会場内にさまざまな仕掛けを施して、レオナルドの研究を分かりやすく紹介。自然を見つめながら、あらゆる学問への探究心を持ち続けたレオナルドの「技術者」としての一面に触れることができる展覧会。
2012.6.8-
2013.9.1
Musée Rodin
ロダン美術館
Rodin, la chair et le marbre
ロダン、皮膚と大理石
19世紀の彫刻家オーギュスト・ロダン。石膏と鋳型を駆使し、数々の作品を生み出したロダンを「大理石」という素材観点から取り上げる展覧会。古代からルネサンスまで多くの巨匠たちが人間の肌を再現しようと格闘してきた大理石。この重く冷たい石の固まりに、熱と命を与え、軽やかに生き生きと肉体を表現するロダンの、50点余りの作品を模型とともに展示する。
2012.2.2-
2013.11.15
Musée des Arts décoratifs
装飾芸術美術館
Trompe-l'œil. Imitations, pastiches et autres illusions
トロンプ=ルイユ、模造と模倣、その他の錯覚
「トロンプ=ルイユ」とはフランス語で「目を欺く」という意味で、日本語ではしばしば「だまし絵」と訳され、視覚的錯覚を喚起させる絵画技法をさす。しかしながら本展は、この「トロンプ=ルイユ」を装飾美術の分野において再考する大規模な試み。12のテーマを設定し、家具や調度品など、時代も様式も異なる400点余りの作品が一堂に会し、訪れる人々の目を「楽しく」だます展覧会。
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