アテネウム美術館は、絵画、彫刻、グラフィック、ドローイングなど、1750年代の作品から1950年代に活動を開始した作家の作品まで、20,000点以上に及ぶフィンランド最大のコレクションを収蔵しています。
常設展は、アテネウムの3階で展示しています。ここでは、FOKUSと題して、アテネウムのコレクションの作品や作家、テーマにさらに踏み込んでアプローチする小規模のテーマ展がご覧いただけます。
企画展は、美術館の1階と2階展示室で展示しています。
アテネウムでは、ワークショップ、ガイドツアー、レクチャー、ダンス・演劇・音楽公演、さまざまな芸術分野をクロスオーバーするプログラムを多数開催しています。
アテネウムの建物は、テオドル・ホイエル(Theodor Höijer)の設計により1887年に完成しました。
アテネウムでは、フィンランド芸術協会のコレクションおよびドローイング学校(後の美術アカデミー)、そしてフィンランド工芸デザイン協会のコレクションおよび応用美術学校(後の芸術デザイン大学)が運営されていました。
美術品コレクションは1888年10日13日に一般公開されました。この日は、現在でもアテネウム誕生の日として祝われています。
アテネウムは、フィンランド・ナショナル・ギャラリー*の一部です。
*フィンランド・ナショナル・ギャラリーのコレクションは、「アテネウム美術館」のほか、「キアスマ現代美術館」(1960年代以降の作品)と「シネブリュコフ美術館」(1750年以前のオールドマスター)に収蔵・展示されています。
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