セーヌ左岸、パリ5区にある、パリでもっとも心地よい空間のひとつとされる
広大な植物園を取り巻くようにまとめられた「自然史博物館」。
17世紀の「王立薬用植物園」を起源とし、基礎研究、コレクションの管理・保存、教育普及活動を主な役割とする機関です。
園内には植物園や温室、動物園のほか、「進化の大ギャラリー」など、フランス自然科学の知の宝庫ともいえるミュゼがあります。
広大な植物園を取り巻くようにまとめられた「自然史博物館」。
17世紀の「王立薬用植物園」を起源とし、基礎研究、コレクションの管理・保存、教育普及活動を主な役割とする機関です。
園内には植物園や温室、動物園のほか、「進化の大ギャラリー」など、フランス自然科学の知の宝庫ともいえるミュゼがあります。
▲植物園から「進化の大ギャラリー」を望む。
Photo F. Dumur / J. Leborgne, © MNHN
Photo F. Dumur / J. Leborgne, © MNHN
▲「進化の大ギャラリー」の展示の様子。
© MNHN/P. Lafaite
© MNHN/P. Lafaite
そして、フランス革命下、王立だった植物園は一般に公開されるようになり、1793年には自然史博物館が開館。以降、博物館の活動は、世界各地のフランス植民地で遠征隊の派遣などを通じて行なわれた研究の成果を反映して進化していきました。
現在は26の研究施設があり、「進化の大ギャラリー」のほか、「古生物学と比較解剖学のギャラリー」、「鉱物学と地質学のギャラリー」を併設する自然科学の殿堂として、世界にその存在を知られています。
- 所在地
Jardin des Plantes 36, rue Geoffroy Saint Hilaire 75005 Paris - URL
http://www.mnhn.fr/ - アクセス
<バス>
24, 57, 61, 63, 67, 89 et 91番
<地下鉄>
5番線オーステルリッツ(Austerlitz)、 7番線サンシエ・ドーバントン(Censier Daubenton )、10番線ジュシュー(Jussieu)またはオーステルリッツ(Austerlitz )
<国鉄(SNCF)>
オーステルリッツ(Austerlitz )、リヨン(Lyon)
- Tel
+33(0)1 40 79 56 01 / 54 79.
+33(0)1 40 79 30 00(音声ガイダンス) - Fax
+33(0)1 40 79 54 48. - E-mail
valhuber@mnhn.fr - 開園時間
<植物園>毎日8:00 ~ 19:30
<植物学教室> 毎日8:00 ~17:30
<高山植物の庭園>
・2008年5月1日から2008年11月1日まで:毎日8:00~17:00(土曜13:30〜18:00 :日曜13:30~18:30)
・2008年11月1日〜2009年3月31日:休園
<アヤメと多年生植物の庭園>
・毎日8 :00~12 :00、13:00~16:00 - 入場料
<植物園>無料
<植物学教室>無料
<アヤメと多年生植物の庭園>無料
<高山植物の庭園>
・月〜金:無料
・土・日・祝日:1ユーロ/0.5ユーロ
*チケットは爬虫類動物園のチケット売り場でお求めください。 - その他
<メキシコ温室>
改装のため閉園 - 2009年開園予定
<冬の庭園>
改装のため閉園 - 2009年開園予定
<エコロジー庭園>
ガイドつき見学のみ
- MMFのB1Fインフォメーション・センターでは、自然史博物館のアルバムや現在開催中の『王の植物図譜』展のカタログを閲覧いただけます。
- 自然史博物館で開催中の『王の植物図譜』にちなみ、以下の記事を掲載中です。
フランスから届いたばかりの同展のカタログを紹介しています。
<今月のカルコグラフィー>
ルーヴル所蔵の原版を用いて刷られた『王の植物』の魅力を紹介しています。
*情報はMMMwebサイト更新時のものです。予告なく変更となる場合がございます。詳細は観光局ホームページ等でご確認いただくか、MMMにご来館の上おたずねください。
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