ジョルジュ・ラビ美術館 林忠正 チェルヌスキ美術館 フランスで出会う日本の美
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  日仏交流 150周年 記念連載 日仏芸術交流の架け橋
  第1回 ジョルジュ・ラビ美術館
旅への情熱を傾けた ジョルジュ・ラビ 日本のコレクション エジプトのコレクション: ジョルジュ・ラビ美術館 もうひとつの顔
ジョルジュ・ラビ美術館のコレクション
 コレクターからの寄贈、代々の学芸員による作品購入、ギメ国立美術館からの寄託によって、現在アジア美術のもっともすばらしいコレクションのひとつを誇っています。コレクションは、3000年にわたるインド、カンボジア、タイ、インドネシア、チベット、ネパール、中国、日本の美術と、エジプト美術から構成。トゥールーズにある美術館は、ユネスコ世界遺産に登録されるミディ運河近くに位置し、その北アフリカ風の建物と、アジアと地中海地方の植物(ツツジ、竹、シダ、椰子など)が植えられた庭だけでも見る価値があります。

日本のコレクション
 もっとも古い作品は縄文時代のものですが、コレクションのなかで一番充実しているのは、江戸時代の彫刻や品々、版画などで、そのほとんどはジョルジュ・ラビ自身が持ち帰ったものです。つまり、日本部門は美術館創立当時の状態にもっとも近いといえます。宗教芸術(阿弥陀像、地蔵菩薩像、毘沙門天像など)、江戸の侍の武器や甲冑、漆器、陶磁器、根付け、そして歌麿(1786-1806)、北斎(1760-1849)、広重(1797-1858)といった浮世絵の巨匠たちの作品を通じて、トゥールーズの人々は日本の文化に触れることができます。

▲江戸時代の甲冑。
©Musée Georges-Labit
▲達磨禅師像。
©Musée Georges-Labit
日本のコレクションを見る
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ジョルジュ・ラビ美術館
所在地
17, rue du Japon 31400 Toulouse
Tel
+33(0)5 61 14 65 50
会期
2007.9.19-2008.1.6
開館時間
10:00-17:00
(10月1日〜5月31日)
10:00-18:00
(6月1日〜9月30日)
休館日
火曜日、祝日
入館料
3ユーロ
※毎月第一日曜は無料

MMFで出会えるジョルジュ・ラビ
MMFインフォメーション・センターではジョルジュ・ラビ美術館のカタログを閲覧いただけます。



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