ジョルジュ・ラビ美術館 林忠正 チェルヌスキ美術館 フランスで出会う日本の美
Topに戻る
  04.フランスで出会う日本の美
ジヴェルニー、モネの家
▲当時のままに浮世絵が飾られた食堂。
©Fondation Claude Monet 2008
 19世紀後半、日本から海外に流出した浮世絵は、その芸術性の高さでヨーロッパ、とりわけフランスの人々を魅了し、芸術家たちにも大きな影響を与えました。なかでもモネをはじめとする印象派の画家たちは、大胆な構図や平面的な描写など、それまでの西洋絵画の伝統とは異なる美に触発され、自らの芸術に投影させたことで知られています。
 印象派の画家たちは、それぞれに自分の浮世絵コレクションを大切にしていましたが、モネもそのひとり。そのコレクションを所蔵するのが、ジヴェルニーのモネの家です。231点もの浮世絵があり、食堂や青のサロンなどでは、古写真を参考に、モネが暮らした当時のままに浮世絵が飾られています。このコレクションは、モネが作品の完成に至るまでに辿った思考の道筋を探るには欠かせないものとなっています。
▲歌川広重《甲陽猿橋の図》
© Fondation Claude Monet 2008
Informations pratiques
所在地
Fondation Claude Monet
84,Rue Claude-Monet 27620 Giverny
URL
http://www.fondation-monet.com/
※浮世絵コレクションのページもあります
開館時間
9:30-18:00
休館日
月曜、11月1日-3月31日
※月曜が祝日の場合は開館。
入館料
一般:5.5ユーロ
学生:4ユーロ
12歳以下、身障者:3ユーロ
7歳以下:無料
MMFで出会えるモネの家
MMFでは、モネの家が所蔵する浮世絵コレクションのカタログを閲覧いただけます。
 
MMFwebサイトでは、「ミュゼあれこれ」(2005年7月号)でモネの庭をご紹介いたしました。その他、モネ関連の記事はこちら→
ページトップへ  

*情報はMMMwebサイト更新時のものです。予告なく変更となる場合がございます。詳細は観光局ホームページ等でご確認いただくか、MMMにご来館の上おたずねください。