2005年10月13日から2006年1月16日まで開催されるのは、「メランコリー、西洋の天才と狂気」展。メランコリーほど、長きにわたり且つ絶え間なく西洋を支配した精神状態はありませんでした。本展のテーマは、現代人が直面する問題の深奥に迫るものです。歴史から哲学、医学から精神医学、宗教から神学、文学から芸術まで、伝統的に苦悩と狂気を引き起こすメランコリーは、英雄や天才といった偉大さの傑出した人々の気質でもありました。本展では、時代を超えてメランコリーの図像学の壮大なパノラマを展観します。250点以上の作品を通じ、デューラーから、ラ・トゥール、フュズリ、フリードリッヒ、ゴヤ、ドラクロワ、ロダン、ファン=ゴッホ、ムンク、デ・キリコらを経由してピカソまで、メランコリーがどのようにヨーロッパの天才たちを生み出したかを展観します。 RMNとベルリン博物館島との共同制作、パリ、ピカソ美術館の協力を得ています。
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