今月の特集では2013年にギメ東洋美術館の館長に就任したソフィ・マカリウ氏にインタビューをし、ヨーロッパ随一の東洋美術のコレクションを誇る同美術館の歴史とその見どころについてうかがいました。
ぜひ、晴れた日にギメ東洋美術館へといらしてください。日中の美しい光のもとで、正面ホールのクメール美術を鑑賞していただけたらと思います。また2階展示室では、中国の陶磁器の数々をご覧になれます。ギメ東洋美術館が誇る素晴らしく豊かなコレクションを引き立たせる展示方法も、私たちが力を注いでいる点です。足を止めて観察したくなるような、美しい展示を可能な限り心がけています。同階では、朝鮮、日本のたいへん豊かなコレクションもお楽しみいただけます。
また美術館を出てイエナ大通りを上がったところに、ギャラリー・パンテオン・ブディックという、隠れ家のような場所があります。ここでは竹林の庭園の中で日本の茶室をご覧いただけるので、お時間があればこちらにも足を運んでみてください。
ソフィ・マカリウ
Sophie Makariou
国立ギメ東洋美術館館長
Update : 2015.7.1 文・写真:増田葉子(Yoko Masuda)
先着10名様にギメ東洋美術館の入場券(無料)を差し上げます。MMMライブラリ(B1F)にて、ギメ東洋美術館入場券希望の旨を直接お伝えください。
※お1人様 2枚まで
*情報はMMMwebサイト更新時のものです。予告なく変更となる場合がございます。詳細は観光局ホームページ等でご確認いただくか、MMMにご来館の上おたずねください。