ルーヴル美術館
ルーヴル美術館広報部おすすめルーヴル見どころガイド
非常に有名、あまりにも有名過ぎるともいえる、美術品が収蔵されている、世界最大の美術館の1つルーヴル美術館に、まだ、思いがけない驚きが残っているのでしょうか。
その答えは「イエス」です! 
かつて王家の居城であり、現在は、ほぼ万国を網羅する博物館でもあるルーヴル美術館は8つの部門からなり、地下の展示室、貴重な小部屋、王侯の居室など、素晴らしい備品や内装をも擁しています。地下から屋根裏に至るまで、ガイドに沿ってぜひ鑑賞してみてください。
古代エジプト美術部
古代エジプト美術部門の特徴は、もちろん、ルーヴル美術館の最も有名なコレクションであるということです。同部門は、文字通り神話の世界で構成されています。テーマ別と時代別の2つの順路は展示品を網羅しており、全てが余す所なく見られるようになっています。この膨大な作品の中から、何を取り上げればよいでしょうか。
アケトヘテプのマスタバ
©Musée du Louvre/C.Larrieu
 
 
若い女性の肖像画
©Photo RMN /Gérard Blot/digitalfile by DNPAC
最近では、墳墓に安置される死後の従僕、“シャワブチ(またはウシュブチ)”に焦点を当てた展覧会が開催されました。宝石をはじめ、ナイル川を航行する小船を再現したミニチュアのような、日常生活で使用されていた小さな品々には至上の喜びが満ちています。

まるで、その場にいるような気分を味わえるサカラのマスタバ墳墓に入ってみましょう。塗装され、ヒエログリフで覆われた壁は、見る者を考古学者の気分にさせてくれます!

コプト文明のセクションには、エジプト、ファユームの素晴らしい肖像が収蔵されており、そこではコプトの素晴らしい宝石に飾られた古代後期の貴婦人たちが永遠を見つめています。
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古代オリエント美術部
近衛兵
©Photo RMN/Hervé Lewandoski/digitalfile by DNPAC
古代オリエント美術部門の魅力は、リシュリュー翼に展開しています。第8室には、スーサ※1の広大なダルゴン宮殿の雰囲気が再現されています。来訪者を歓迎するような、トルコ・ブルーの陶器製の浮彫彫刻には、護衛の射手が描かれています。また、牡牛の双頭を持つ巨大な柱頭は、まるで天井を支えているように見えます。太陽が部屋全体を照らす時間帯にここを訪れると、ペルセポリス※2の壮大さを体感したような気分になれることでしょう。
地下にある第17室では、古代後期の死者の姿によって深い黙考へと導かれます。建物を支える独立柱が並ぶ吹放しのピロティにあるこの展示室は、イスタンブールを呑み込んだ貯水槽を思い起こさせる感動的な一室でもあります。さらに、シュリー翼へ出てください。高く積み重ねられた石灰岩の半身像に出会えるはずです。これらは、パルミラ※3で出土した墳墓の石碑です。

※1 紀元前200年代に栄えたエラム王国の首都、現イラン南西部シューシュ
※2 紀元前6世紀頃、ダリウス1世によって造られたアケメネス朝ペルシア帝国の都
※3 シルクロードの交易都市として栄えたシリアの古都
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イスラム美術部
イズニック陶器の羽目板パネル
©Musée du Louvre
イスラム美術部は、2003年、リシュリュー翼に創設されました。同部門の順路は、イスラム文明の美の全てが引き立つように構成されています。モスクのランプ、モザイク模様の噴水、精巧に作られた寄木細工の間を旅することができます。例えば、第8室にあるシリアで出土した「聖王ルイの洗礼堂」と呼ばれる金銀メッキを施した、金属製の大きな器に描かれた人物像も興味深い作品の一つです。多様に描き込まれた細部と、入り組んだカリグラフィーで人物が表現されています。オスマン朝時代に青い色調で花々が描かれたイズニック陶器の素晴らしい羽目板パネルや、トルコの贅沢な絨毯が展示されている第12室も必見です。その次の部屋にある甲冑や兜は、子供から大人まで楽しめるでしょう。

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古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術部
パルテノン神殿の装飾浮彫
©Photo RMN/Hervé Lewandoski/digitalfile by DNPAC
古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術部門は、セーヌ川沿いのドゥノン翼にあります。同部門の展示室からは、セーヌ河畔の素晴らしい眺望を臨むことができます。1階にある、フランス王妃アンヌ・ドートリッシュの居室だった場所では、視線を上げて素晴らしい天井画を鑑賞してください。絵画と金色のスタッコ装飾は当時のままで、ローマの胸像の非常に美しい宝庫でもあります。
オーストリアのアンヌ妃旧邸宅の天井画
©Musée du Louvre/E.Revault

貴重なコレクションながら、あまり知られていないものもあります。例えば、第7室に展示されているアテネ、パルテノン神殿の装飾浮彫の一部がそれです。少し時間をとって、人物彫刻に表現されている、比類なく精巧で完璧な衣服のひだを堪能してください。

夫婦の陶棺
©Photo RMN/Hervé Lewandoski/digitalfile by DNPAC
ブロンズ製の王座
©Photo RMN/Hervé Lewandoski/digitalfile by DNPAC

エトルリア第18室は、まさに、立ち止まってじっくりと鑑賞するに値する場所です。実物大の人物像を載せたドラマチックな石棺だけでなく、ブロンズ製の円形玉座といったあまり馴染みのない品々を発見することもできるからです。この部門には彫像しかない、という間違った思いこみに気づくでしょう。第30室、モザイク・ギャラリーでは、ローマ帝政時代の牧神やフローラ(花の女神)といった神話の登場人物を見ることができます。もちろん、ここならではの珍しい絵画も展示されています。
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La Fondation Claude Monet
© Musée du Louvre / Michel Chassat
PARIS MUSEUM PASS 利用可能施設
所在地:
Musée du Louvre,75058 Paris
休館日:
火曜日、1/1、5/1、11/1、12/25
開館時間:
9:00-18:00
水曜日・金曜日は9:00-21:45
入館料:
<常設展>
一般:9ユーロ
夜間:6ユーロ(水・金の18:00‐21:45)
毎月第一日曜日、18歳未満は無料
当日のみドラクロワ美術館にも有効
<企画展>
ナポレオンホールでの企画展のみ11ユーロ
常設展と全ての企画展:14ユーロ
夜間:12ユーロ(水・金の18:00-21:45)
URL:
http://www.louvre.fr/
<展覧会情報>
こちら
<ルーヴル美術館の展示構成>
MMFで出会えるルーヴル
インフォメーションセンター
40冊以上のルーヴル関連書籍
所蔵作品アルバム、歩き方ガイド、歴史書などを含む日本語書籍13冊、フランス語・英語書籍合わせて40冊以上のルーヴル美術館に関する資料を揃えております。
古代エジプトコーナー
「ルーヴル美術館所蔵古代エジプト」展にちなんでにちなんでヒエログリフについての専門書から大人も楽しめる古代エジプトを知る絵本までご覧いただけます。展覧会の見どころインタビューもぜひご覧ください。
DVD、ビデオ、CD-ROM
映像や解説を通して館内巡りができます。
館内見取り図
訪問前の下調べに、最新のルーヴル美術館公式見取り図をご希望によりお持ち帰りいただけます。
ブティック
ルーヴル美術館エジプト部にちなんだミュージアム・グッズを特集しています。
ギャラリー
ナポレオンの『エジプト誌』展
会期:2005.7.20〜10.1
ルーヴル美術館エジプトコレクションの発端となった ナポレオン遠征時に記録された『エジプト誌』の銅版画を 再現した貴重なカルコグラフィーをご覧いただけます。
情報は予告なく変更となる場合がございます。詳細はMMFにご来館の上おたずねください。
 

*情報はMMMwebサイト更新時のものです。予告なく変更となる場合がございます。詳細は観光局ホームページ等でご確認いただくか、MMMにご来館の上おたずねください。

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