見学前の準備 パリからヴェルサイユへ マリー=アントワネットの離宮 王妃の村里  
ヴェルサイユPodcastで楽しむ「マリー=アントワネットの離宮」
次は人気の「王妃の村里」へと向かいます。 マリー=アントワネットの離宮 の地図はこちら
プティ・トリアノンから 「王妃の村里」へ
   さて、次は「王妃の村里」へ向かいました。プティ・トリアノンからは少し離れていて、木々に隠されて見えませんが、マリー=アントワネットの気分になって歩いてみるのも楽しいものです。ひとまずPodcastの音声ガイドはストップさせて、自然を体感するようゆっくりと歩いてみました。忙しいパリで仕事をする私にとって、緑に触れる時間はとてもリラックスできる瞬間です。
  ▲「王妃の村里」へ向かう途中から見えるプティ・トリアノン。  
  ▲ノルマンディー地方の田舎の村を再現した「王妃の村里」。まるで本物の農家のよう。  
「王妃の村里」へ到着
 さあ、再びPodcastの音声ガイドをオンにして、散策を開始しました。宮殿に王妃が田舎の生活を再現したこの場所は、高い税金に苦しむ当時の人々の中傷の的になり、革命を引き起こす原因のひとつになりました。ガイドを聞きながら、実際に舞台になった場所を巡ってみると、ぐっと歴史上の出来事が身近になるので不思議です。
「マリー=アントワネットの離宮」― 「はじめに」のダウンロードはこちら
「水車小屋」へ
   マリー=アントワネットは子供たちと共に実際にここで動物の乳をしぼったり、チーズを作ったりしたといいます。純粋に楽しみのためだけに作られたこの「王妃の村里」は、確かに当時の庶民の目には滑稽に映ったことでしょう。それにしても本当によくできています。といっても実際に農作業を行っていたというのですから、当然のことでしょうが。
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  ▲「水車小屋」。  
「愛の神殿」へ
 「王妃の村里」から出口へと向かう途中に、湖に浮かぶ「愛の神殿」があります。この神殿に関する音声ガイダンスを聞き終わると、ひとまず見学は終了しますが(所要時間は30分程度)、時間があったらゆっくりと離宮の中を散歩してみるといいでしょう。小さな発見がたくさんあるはずです。
「マリー=アントワネットの離宮」― 「愛の神殿と泉」のダウンロードはこちら
  ▲神殿の中央に置かれているのは、愛の神アモルの像。   ▲見学の最後を飾る「愛の神殿」。
  文・写真:中澤理奈(Lina NAKAZAWA) ページトップへ  
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