ヴェルサイユ宮殿美術館が特別に編集し、配信しているPodcastのコンテンツが、
MMFのwebサイトからもダウンロードできるようになりました。
MMFで特別に制作した日本語字幕や日本語音源付きコンテンツをiPodに保存して、
さっそくパリで活躍中の美術ライターがヴェルサイユ宮殿の「マリー=アントワネットの離宮」を
訪ねてみました。
ダウンロードの方法から現地での楽しみ方までを、順を追ってレポートします。
MMFのwebサイトでは、ヴェルサイユ宮殿美術館制作のPodcastコンテンツの一部を、日本語でダウンロードすることができます。今日はそのうちのなかから「マリー=アントワネットの離宮」を選んで、パソコンにダウンロード。さらにダウンロードしたコンテンツをiPodに保存すれば、これでヴェルサイユに向けての出発の準備が整いました。
当日は初夏の陽が降り注ぐ暖かい日。ヴェルサイユの庭園散策にはぴったりのお天気です。パリからヴェルサイユへ向かうには、高速地下鉄のRERのC線や、モンパルナス駅から行く方法もありますが、サン・ラザール駅から出発することにしました。
ホームの前にある電光掲示板で行き先を確認し、忘れずに切符を機械に通したら、パリからの小旅行気分で電車に乗り込みます。どんな一日になるかとても楽しみです。
▲プラット・ホームの前には各停車駅が書かれた電光掲示板が。この列車の終点は、今日の目的地、ヴェルサイユ・リヴ・ドロワット駅(Versailles-Rive-Droite)。
▲パリで最古のサン・ラザール駅。19世紀末にクロード・モネが描いた駅舎は今も健在。
ラ・デファンス(La Défense)の高速ビル群を抜けると、かつての王家の居城があったサン・クルー(Saint-Cloud)市方面へと列車は進みます。セーヌ河に沿って丘の腹を進む車窓に目をうつすと、左手は私が活動するパリの街が一望できます。
▲ブーローニュの森、エッフェル塔、そして天気の良い日にはモンマルトルの丘まではっきりと見える。
文・写真:中澤理奈(Lina NAKAZAWA)
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