MMFがおすすめする、今注目のミュゼ・ド・フランスの展覧会情報です。

グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー
Galeries nationales du Grand Palais
ルーヴル美術館
Musée du Louvre
オルセー美術館
Musée d'Orsay
ポンピドー・センター
Centre Pompidou
ケ・ブランリ美術館
Musée du quai Branly
パリ市立美術館
Musées de la Ville de Paris
その他パリのミュゼ
Autres musées à Paris
 
 
 
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パリ

グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー Galeries nationales du Grand Palais

会期 展覧会名・内容
2013.4.10-
2013.7.22
Dynamo
ダイナモ
アレクサンドル・カルデールからアニッシュ・カプーアまで、視野、空間、光、動き、といった要素を、近代から現代のアーティストがどのようにとらえ、また作品としてきたのか探求する展覧会。彼らに共通する特徴は、観客を要素として取り込んだインスタレーションや空間芸術をしばしば実践している点である。作品を取り巻く空間や観客といった「環境的要素」を作品の切り離せない一部として制作されるアート作品の概要を追う。
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ルーヴル美術館 Musée du Louvre

会期 展覧会名・内容
2013.3.7-
2013.6.3
Le Mexique au Louvre, chefs-d'oeuvre de la Nouvelle Espagne XVIIe et XVIIIe siècles
ルーヴル美術館のメキシコ - 17世紀から18世紀における新たなスペインと呼ばれた国の名品
ルーヴル美術館スペインコレクションの拡張に伴い、メキシコ芸術をフィーチャーした企画が開催される。スペイン絵画部門中に10数点の作品が展示され、メキシコとスペインという、よく似ているがそれぞれ独立した形式を持つ、この二つの国の芸術の相互比較を可能にする。展示を記念し図録の出版も予定。フランスでは紹介されることの少なかったラテンアメリカ芸術に焦点を当て、改めて探求を深める内容。
2013.3.28-
2013.6.24
De l'Allemagne, 1800-1939
ドイツより 1800-1939年
カスパー・ダヴィート・フリードリヒからパウル・クレー、フィリップ・オットー・ルンゲからオットー・ディクスまで、ゲーテを筆頭とする偉大な哲学者たちの思想を、自らの創造力の土台とした芸術家たち。1800年から1939年にかけてのドイツ哲学の主要テーマを、200点余りの芸術作品を通じて、再考する試み。「ロマン主義」から「新即物主義」に至るまでのムーヴメントを生み出し、また一方で、ナチズムを代表とする国粋主義に利用されゆくドイツ芸術の悲劇的側面を、その歴史とともに改めて振り返る。
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オルセー美術館 Musée d'Orsay

会期 展覧会名・内容
2013.3.5-
2013.6.9
L'ange du bizarre. Le romantisme noir de Goya à Max Ernst
奇妙な天使 ゴヤからマックス・エルンストにみる黒いロマン主義
イタリアの美術史家で著述家のマリオ・プラーツが1930年代に指摘した「黒いロマン主義」を美術史的観点から探る展覧会。18世紀後半のイギリス文学に端を発したこの「黒いロマン主義」は同時代の画家や版画家たちをも魅了し、幻想、死、暗闇、怪奇、恐怖といったテーマを扱う作品が数多く制作された。本展では、絵画やグラフィック、映像作品などおよそ200点を一堂に会し、多様な芸術表現を生み出した「黒いロマン主義」の特質を再考する。
2013.4.16-
2013.8.18
Une passion française. La collection Marlene et Spencer Hays
フランス美術への情熱 マルレーヌ&スペンサー・ハイズ・コレクション
フランス美術へ多大な情熱を傾けた、あるアメリカ人美術愛好家夫妻の優れたコレクションを紹介する。オルセー美術館館長とコレクターである夫妻との友情から実現した本展では、19世紀から20世紀初頭に活躍したフランスの画家たちの作品が並び、それらの多くが今回フランスへの初めての「里帰り」となる。ヴュイヤールやボナール、ドニらナビ派をはじめ、象徴派のルドンや印象派のモリゾ、カイユボットなどの貴重な作品を通して、著名な画家の知られざる作品を発見すると同時に、コレクターの確かな審美眼にも触れることが出できる展覧会。
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ポンピドー・センター Centre Pompidou

会期 展覧会名・内容
2013.2.20-
2013.5.20
Eileen Gray
アイリーン・グレイ
装飾芸術家とモダニスム建築デザイナー、この二つの側面が特によく知られる作家、アイリーン・グレイ。本展において、ポンピドー・センターは、絵画、デッサン、漆、室内装飾、写真、建築に至るまで、このミステリーに包まれた作家の芸術的キャリア全般に迫る。初公開となる未発表作品や資料とともに、作家に対する新たな視点を提供する回顧展。
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ケ・ブランリ美術館 Musée du quai Branly

会期 展覧会名・内容
2012.9.18-
2013.7.14
Cheveux chéris
愛しい髪
「髪の毛」について人類学的、美術史的観点から探る展覧会。展覧会は、パプアニューギニアやアフリカの髪飾りからハイ・モードに至るまで、「髪」のあらゆる側面を探究する。美や喪失の象徴、また、呪術的なオブジェ。古来より持ち主のオーラやエネルギーを保存するものとされ、お守り、聖櫃などに使用された「髪の毛」の魔術的な側面にもスポットを当てる意欲的な企画展。
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パリ市立美術館 Musées de la Ville de Paris

会期 美術館 展覧会名・内容
2013.3.2-
2013.7.6
Hôtel de Ville de Paris
パリ市庁舎
Paris Haute Couture
パリ オートクチュール
19世紀中頃にパリで誕生した「オートクチュール(高級仕立婦人服)」。本展はパリのガリエラ美術館が所蔵するオートクチュール作品の中から選りすぐりのおよそ100点を紹介する。ウォルトやポワレに始まり、ランバンやヴィオネ、シャネル、バレンシアガさらにはクリスチャン・ディオールやジヴァンシーといった名立たるクチュリエたちが創り出した華やかな衣装を通して、今もなお世界中の女性を惹き付けてやまない「オートクチュール」の歴史を概観する。
2013.2.14-
2013.8.4
Petit Palais, Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris
パリ市立プティ・パレ美術館
Félix Ziem, "J'ai rêvé le beau"
フェリックス・ジエム 「私は美を夢見た」
バルビゾン派の画家たちと親しく、ターナーやロランを信奉し、旅をこよなく愛した異端の画家フェリックス・ジエム。19世紀絵画の特別な位置を占めるこの作家は、遠い異国の地を夢見る多くの人々の心を、そのキャンバスで虜にした。“綺麗な空、静かで荘厳な湾、そこで私は美を夢見た”。1879年11月18日、作家の日記の引用である。本展は、絵画、水彩、デッサンなど100点余りの作品を並べ、ジエムの旅の道筋をたどる、独特の内容となっている。
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