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若手のアーティストを多く起用しつつ、カウンター・カルチャー、ヒッピー・ムーヴメントなど、アートに現代世界のいろんな現象を反映させ始めた1970年代からのコンテンポラリーのアーティストたちも取り上げ、彼らが現在のアートに与えた影響も探るという、時間のベクトルを取った大きな企画だ。取り上げたアーティストの総計は60人。25点の新作を含む。展示会場はリヨン市内、郊外の5カ所。その他にリヨンがあるローヌ・アルプ県全域の58会場で、ビエンナーレに関連する展示が同時期に開催されている。
9月11日にはビエンナーレのイベントとして、たくさんの裸の人間の風景写真を撮るスペンサー・チュニックがリヨンでも人を募って撮影したことが話題となった(作品は11月4日からシュークリエールで公開)。
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リヨンの東、市内から少し外れたところにあるヴィルーバンのコンテンポラリー・アート・インスティチュートはまずオノ・ヨーコのビデオがあり、ジョセフィーヌ・メックスパーのファッション・フェディッシュのオブジェを集めたスタイリッシュなコーナーの向こうには、アメリカのカルトなイラストレーター、ロバート・クランブの原画がずらりと部屋を埋めている。 |
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蛍光色のポスターを壁一杯に貼付けたアレン・ルッパースベルグ、北欧らしい色合いのカプセルを並べたジェネラル・アイディア、シュールレアリズムの匂いを強く残すエリック・ディエットマンの作品群などが展示されている。 |
人数制限があるので長く待たなくてはいけないのが難だが、ぜひ試してみたいのがジェームズ・タレルの「ウェイト」。暗闇に入って数分間待つと眼前にボーッとスクリーンのようなものが浮き出して見える。もう少し待つとそのスクリーンが着色したり、変色したり…これは個人によって体験する色などが違うらしいのだが、見えるものが仕掛けによるものか、目の構造によるものなのかがよくわからない。とても不思議な体験だ。 |
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シュークリエール(La Sucrière)
Port Rambaud, quai Rambaud, 69002 Lyon |
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リヨン現代美術館(Le Musée d'Art Contemporain
de Lyon)
81, cité internationale, quai Charles de
Gaulle, 69006 Lyon |
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ヴィルーバン・コンテンポラリー・アート・インスティチュート(L'Institut
d'Art Contemporain de Villeurbanne)
11, rue du Docteur Dolard, 69100 Villeurbanne |
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レクタングル(Le Rectangle)
Place Bellecour, 69002 Lyon |
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フォー・サン=ジャン(Le Fort Saint-Jean)
21, montée de la Butte, 69001 Lyon |
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12:00-19:00
※フォー・サン=ジャン以外の4会場は金曜日のみ夜間も開館(12:00-22:00) |
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一般:10ユーロ
10名以上の団体,19-26歳,障害者:7ユーロ
12-18歳:2ユーロ
12歳以下:無料
※5会場各1回の入場が可能なチケットは会期中有効(同日でなくても利用可)
さらに、pass(1名パス:17ユーロ、2名パス:25ユーロ)をお持ちの方は会期中何度でも入場することができます。 |
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インフォメーションセンター |
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●リヨン・ビエンナーレ2005の公式ガイドブック(フランス語、英語)、ビエンナーレの様子が作品写真と共にレポートされている『art
press』雑誌特別号(フランス語、英語)をインフォメーションセンターにてご覧いただけます。 |
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●第3回リヨン・ビエンナーレ1995-1996の公式ガイドブックも蔵書にございます。 |
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●リヨンご滞在の折りには、ガロ=ローマン文明博物館、織物装飾芸術博物館、リュミエール美術館、リヨン現代美術館など、この機会にリヨンに点在するたくさんの魅力的なミュゼも是非ご訪問を!インフォメーションセンターでは、各ミュゼのパンフレットやおススメ訪問コースをご用意しております。お気軽にご利用ください。 |
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*情報はMMMwebサイト更新時のものです。予告なく変更となる場合がございます。詳細は観光局ホームページ等でご確認いただくか、MMMにご来館の上おたずねください。