アートの中の黄金比と白銀比
2月20日(水)から4月18日(木)まで、銀座MMMでは「アートの中の黄金比と白銀比」と題し、世界各国のミュージアムグッズから「黄金比」と「白銀比」で構成されている作品をピックアップして展示・販売しています。
また、黄金比をテーマに創作活動を展開しているクリエイター「φ phi(ファイ)」による、黄金比のアクセサリーもご紹介します。ぜひ、お越しください。
「黄金比」って何?
古くはギザの大ピラミッドからミロのヴィーナス、レオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》、そして葛飾北斎の《冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」》……これら美術史上に燦然と輝く造形に共通して見られる、数学的比率、それが「黄金比」です。一本の線を2分割した時、長い部分と短い部分の比が、全体と長い部分の比と等しくなる比率のことで、近似値が1:1.618。古代ギリシャで発見されて以来、人間にとって最も安定し、美しい比率とされているのです。現代でもペプシやツイッターといった企業のロゴマークや、なんと熊本県のゆるキャラ「くまモン」にまで、採用されているそうです。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ《モナ・リザ》
Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado -
葛飾北斎《冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」》
Photo (C) Victoria and Albert Museum, Londres, Dist. RMN-Grand Palais / image Victoria and Albert Museum
「白銀比」って何?
黄金比同様、美術的に安定していると考えられる比率のことで、近似値は1:1.1414。じつは、白銀比は黄金比よりも日本人には馴染みがあるとされ「大和比」の別名とも言われます。古くは法隆寺や風呂敷に使われた比率で、現在ではドラえもんやキティちゃん、A4判やB5判といった用紙サイズにも採用されているのです。
MMMで出会う
「黄金比」「白銀比」
アクセサリーとグッズ
現代クリエイターによる黄金比のアクセサリー、限定販売!
soarとharmine、二人組のクリエイター「φ phi(ファイ)」による真鍮アクセサリーを期間限定で販売いたします。黄金比で設計されたデザインを、最新鋭の3D造形機で正確に原型出力をし、鋳造したオリジナリティ溢れる真鍮アクセサリー、ぜひ、お手にとってご覧ください。
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黄金比アクセサリー「EON」
5,184円(税込) -
黄金比透かし彫りネックレス
5,940円(税込) -
ネックレス「Child_of_φ」
13,500円(税込) -
黄金比リング
3,456円(税込)
「φ phi(ファイ)」
2016年より活動を開始。「時代や数ある文化を越えた美の根元に『永遠』を見つけられるのかもしれない」をコンセプトに創作を行う二人組。 彫金/タティングレース/ソウタシエなどの手法を駆使し作品を製作。 作家名は黄金比の記号〈φ〉に由来する。
MMMには
黄金比・白銀比グッズがいっぱい
数あるミュージアムグッズの中から、黄金比と白銀比が採用されているグッズばかりをピックアップし、展示・販売いたします。