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編集部おすすめNEWS
STAFF’S RECOMMENDATION

フランスをはじめとする海外や日本国内の
主な美術館・博物館の動向や注目情報をお届けします。

MUSEUM
2021.11.4 UPDATE

ルーヴル美術館が初の女性館長とともに再出発しました

コロナ禍による閉館中に改装工事を終えたルーヴル美術館が、開館した1793年以来初となる女性館長ローランス・デカール氏を迎え、新生ルーヴルとして再開しました。デカール氏は前職でオルセー美術館およびオランジュリー美術館の館長を務めました。注目の女性館長とともに、新生ルーヴルがどのような活動を繰り広げるのか、期待が高まります。

MUSEUM
2021.10.1 UPDATE

フランスの美術館の見学にはワクチン接種証明が必要です

9月末より、フランスの国立美術館では、12歳以上のすべての見学者にワクチン接種証明書の提示が必須となりました。ルーヴル美術館ではそれに加えて予約が必要です。渡航予定のお客様は、各美術館の公式サイトにて詳細情報をお確かめの上ご予約くださいませ。

MUSEUM
2021.9.8 UPDATE

ヨーロッパ文化遺産の日

毎年9月、ヨーロッパ全土で普段は公開されない建物や施設が一般公開されるイベントが開催されています。それが「ヨーロッパ文化遺産の日」。本年度の開催日は、9月18日(土)と19日(日)の週末となります。新型コロナウイルスの影響で閉館を余儀なくされた施設の一斉再開もあった今年は、普段よりも特別な二日間になりそうです。フランスの首相官邸であるエリゼ宮も毎年公開されているんですよ!その他の詳しいプログラムは公式サイトをご覧ください。

MUSEUM
2021.8.6 UPDATE

ルーヴル美術館の新サイトがオープンしました!

フランスでは、5月19日より美術館・博物館が再開しました。カフェやレストランのオープンテラス席も順次開かれ、パリの街にはカフェの香りとともに文化が戻って来たといいます。ルーヴル美術館は閉館中に公式サイトの改築を進め、新しく装いを一新したようです。モナ・リザなど中心的な作品の紹介コンテンツも充実しています。ぜひおうちでの鑑賞もお楽しみください!

MUSEUM
2021.7.1 UPDATE

東京国立近代美術館のオンラインプログラムをご紹介します

東京国立近代美術館では、所蔵作品である田中功起《ひとつの陶器を五人の陶芸家が作る(沈黙による試み)》(2013年)の「手話とバリアフリー字幕版」(2021年、HDヴィデオ、カラー、サウンド、80分)の無料配信が実施されております。配信期間は、2021年3月31日~2022年3月31日の1年間です。映像作品は展覧会場ではなかなか最後まで見ることができないもの。ご自宅でじっくりと鑑賞できるまたとない機会です。ぜひご活用ください。

MUSEUM
2021.6.9 UPDATE

ルーヴル美術館が48万点以上のコレクションを公開しました!

ルーヴル美術館が48万2000点以上の作品データをオンライン上で公開しました。『モナリザ』や『ニケ』などルーヴル美術館の顔と言える作品群はもとより、現在館内にて展示されていない収蔵作品や、チュイルリー公園の彫刻、ウージェーヌ・ドラクロワ美術館のコレクションも含む作品群が、すべてアクセス可能となりました。作品画像はダウンロードも可能です。館への訪問はまだまだ難しい状況ですが、ぜひともこのようなオンラインサービスをご活用なさってみてください。美術館とその収蔵作品への理解を深め、次回訪問時の最適な予習の機会ともなること間違いなしです。

MUSEUM
2021.4.30 UPDATE

オンライン鑑賞がさかんです

現在フランスの文化施設では、公衆衛生上の措置による臨時閉館に伴い、映像プログラムによる、見どころ紹介が盛んに行われています。国が所有する歴史的建造物、Monuments Nationauxもそのひとつ。ステンドグラスが有名なパリのサント・シャペルや、マリー=アントワネットが幽閉されたコンシエルジュリーを、家に居ながら鑑賞することができます。場合によっては、実際目で見るよりも、細部の意匠に気付くことができるのがオンライン鑑賞の素晴らしいところ。この機会にぜひお試しください。

MUSEUM
2021.4.30 UPDATE

日本で23年ぶりのモンドリアン展が開催されています!

新しくなったSOMPO美術館(旧東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)にて、モンドリアン展が開催中です。オランダ、ハーグ美術館から貸し出されたモンドリアン作品50点、そして国内外美術館所蔵のコレクションから、関連作品を含めた約20点が展示されます。新しい絵画形式を追い求めたモンドリアンの人生、およびその画業の変遷を追う注目の回顧展です。会期は2021年3月23日(火)から6月6日(日)まで。この機会をぜひお見逃しなく!

MUSEUM
2021.4.1 UPDATE

森美術館がこの春、再始動します!

改修工事のため閉館中だった森美術館が、4月22日(木)、新しい装いとともに再開いたします!再開を記念する企画展第一号は、「アナザーエナジー展:挑戦し続ける力 -世界の女性アーティスト16人」(2021年4月22日(木)~9月26日(日))です。どうぞお見逃しなく!

MUSEUM
2021.3.1 UPDATE

ピカソ美術館を声で体験!

現在コロナ禍で臨時閉館中のピカソ美術館ですが、オンライン鑑賞をはじめとするさまざまな試みがなされています。その中でもオリジナルなプログラムが、現在開催中の企画展『Picasso. Lectures, relectures』をポッドキャストで聞くプログラム『パブロを想像しよう(Imagine Pablo)』!展示中のピカソの作品についてのオリジナリティに富んだストーリーを楽しむことができます。フランス語のみのコンテンツとなっていますが、語学を勉強中の方には絶好の材料になりそうですよ!

MUSEUM
2021.3.1 UPDATE

パリ郊外ポワシーのおもちゃ美術館

古代から現代まで、世界中の玩具や人形を集めて展示している美術館が、パリ郊外のポワシーにあります。その名も『おもちゃ美術館』。日本では3月3日はひな祭りですが、大人も子どもも童心に返るこの美術館には、フランス人形に混じって日本の雛人形も飾られているのです!『マダムのミュゼ訪問』ではフランスの個性的な美術館を多数ご紹介しています。この機会にぜひご覧ください。

MUSEUM
2021.2.1 UPDATE

ポンピドー・センターから初のビデオ・ゲームが生まれました!

誰でも無料でダウンロードでき、スマホやパソコンで遊ぶことができる教育的ビデオ・ゲーム『Prism7』がポンピドー・センターより発表されました!近現代美術、とくにヨーロッパ最大規模のコレクションを誇る本館所蔵の作品について、よりよく知り、学ぶためのツールとして開発されたこのゲームは、全部で7つのレベルがあり、それぞれ難易度とプレイヤーに課される内容が段階的に変化します。作品や空間に色をつけたり、また光を用いて空間に道筋を作ったり……説明を聞くよりも、やってみるほうが早そうですね。ぜひ皆さんもおうちで遊んでみてくださいね!※残念ながら日本語版はありませんが、英語、フランス語、スペイン語、中国語版がご利用いただけます。

MUSEUM
2021.2.1 UPDATE

チョコレートの季節がやってきました

フランスにチョコレートが初めて上陸したのは、スペインとの国境にほど近い、バスク地方だったそうです。今でもこの地方は、美味しいチョコレートの生産地として有名です。MMM公式サイトでは、フランス各地の珍しい美術館や個性派美術館を特集記事としてご紹介してきました。チョコレート博物館もそのひとつ。バレンタインの時期にちなんで、とても面白く、また興味深い、チョコレートの発祥とその歴史に触れてみるのはいかがでしょうか?

MUSEUM
2021.1.5 UPDATE

パリのグラン・パレが改装工事に入ります

1900年パリ万博の際メイン会場として建設され、2005年には大改装工事を終えて再オープンしたグラン・パレ・ナショナル・ギャラリー。2024年に開催予定のパリ・オリンピックのメイン会場として生まれ変わるため、2021年初頭より、二度目の大改装工事が開始されます。次にグラン・パレで展覧会を見ることができるのは、2025年となる予定です。新生グラン・パレのお披露目まで、しばしの別れとなります。MMMサイトでは、グラン・パレ・ナショナル・ギャラリーの2005年改装再オープン当時の様子を特集記事にてご覧いただけます。