この美術館にはピカソ以外の近・現代のアート作品も多く収蔵されています。アンティーブに居住し、最後はアトリエから投身自殺をしたニコラ・ド・スタール(Nicholas de Stael)の作品群には一室が当てられています。壁一面を覆う巨大な力作≪コンサート≫は死の直前に描かれたものでした。
この他にもアルマン(Arman)、バルチュス(Balthus)、セザール(César Baldaccini)、レジェ(Fernand Léger)、イヴ・クライン(Yves Klein)、タピエス(Antoni Tàpies)、ピカビア(Francis Picabia)、ミロ(Joan Miró)などの作品が展示されています。
それほど大きな規模ではありませんが、秀作が揃っています。また1階にはやはりこの地で創作したアンナ=エヴァ・ ベルグマン(Anna- Eva Bergman)、ハンス・アルトゥング(Hans Hartung)の作品を集めた特別室があります。
館内を巡り終えたら海が見える気持ちのいい裏庭へ―。ジェルメーヌ・リシエ(Germaine Richier)のブロンズ像や遺跡をテーマにしたポワリエ夫妻(Anne,Patrick Poirier)の彫刻が並んでいます。空と海をバックに彫刻が眺められるなんて素晴らしいでしょう?天気のいい日にこの美術館を訪れたならば、ピカソがこの地を愛した理由が、きっとわかるに違いありません。
この他にもアルマン(Arman)、バルチュス(Balthus)、セザール(César Baldaccini)、レジェ(Fernand Léger)、イヴ・クライン(Yves Klein)、タピエス(Antoni Tàpies)、ピカビア(Francis Picabia)、ミロ(Joan Miró)などの作品が展示されています。
それほど大きな規模ではありませんが、秀作が揃っています。また1階にはやはりこの地で創作したアンナ=エヴァ・ ベルグマン(Anna- Eva Bergman)、ハンス・アルトゥング(Hans Hartung)の作品を集めた特別室があります。
館内を巡り終えたら海が見える気持ちのいい裏庭へ―。ジェルメーヌ・リシエ(Germaine Richier)のブロンズ像や遺跡をテーマにしたポワリエ夫妻(Anne,Patrick Poirier)の彫刻が並んでいます。空と海をバックに彫刻が眺められるなんて素晴らしいでしょう?天気のいい日にこの美術館を訪れたならば、ピカソがこの地を愛した理由が、きっとわかるに違いありません。
田中久美子(Kumiko Tanaka/写真・文)
- 所在地
4, rue des Cordiers 06600 Antibes - Tel
+ 33 (0)4 92 90 54 28 - Fax
+33 (0)4 92 90 53 62 - 開館時間
<9月16日-6月14日>
10:00-12:00、14:00-18:00
<6月15日-9月14日>
10:00-18:00
※7月〜8月の水曜・金曜は20:00まで開館。入館は閉館の30分前まで。 - 休館日
月曜、1月1日、5月1日、11月1日、
12月25日 - 入館料
常設展、展覧会共通。
一般:6ユーロ
割引料金(学生、65歳以上など):
3ユーロ
16歳未満:無料
※美術館への入館と企画展は無料。 - アクセス
SNCFマルセイユ・ヴァンティミーリア線(Ligne Marseille - Vintimille)アンティーブ(Antibes)駅下車。

- ニースから約20km、カンヌからは約12kmに位置する地中海に臨むリゾート地。古くから交通の要衝として拓けた町は、19世紀には一大リゾート地となった。ヨーロッパ有数のヨットハーバーがあることでも知られる。7月には国際ジェズ・フェスティバルが開催され、世界各国から多くの人々が訪れる。
- アンティーブ・ジュアン・レ・パン観光局
http://www.antibes-juanlespins.com/

- MMFのB1Fインフォメーション・センターでは、12月14日まで国立新美術館とサントリー美術館で開催中の「巨匠ピカソ」展のカタログをはじめ、ピカソに関する画集や展覧会カタログを閲覧いただけます。また「MMFのライブラリーから」では、写真家ブラッサイが撮影したピカソとその作品の写真集をご紹介しています。

*情報はMMMwebサイト更新時のものです。予告なく変更となる場合がございます。詳細は観光局ホームページ等でご確認いただくか、MMMにご来館の上おたずねください。
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