ジヴェルニー, モネの庭
モネが愛した芸術のミューズが宿る庭。
日本語 francais
モネの愛した庭として有名なノルマンディーの《ジヴェルニーの庭園》。彼は43歳からちょうど生涯の半分をこの庭とアトリエのある邸宅で過ごし、創作以外のほとんどの時間を庭仕事にあてていたといいます。創造力のままに一生をかけて改良を重ね、一瞬たりともこの庭への慈しみを手放すことがなかったモネ。「睡蓮」の連作をはじめ、作品はもちろん、印象派〜抽象絵画の先駆者の魂を導く光がここにあったといえます。モネの死後、放置された庭は、それを悼む多くの協力者により見事に再現され、現在訪れることができます。
今回はその復興の第一人者でもある造園家ヴァエ氏へのインタビューを通して伺った、他では読めない「モネの庭」の魅力をたっぷりお伝えします。
● 庭を愛する心に導かれた、ジヴェルニーとの出会い。
モネと庭師により伝承された、庭の姿。
この庭のすべてがモネの作品であり、パレット。
庭が浮かび上がらせる、モネの人物像。
生きた作品を守る、10人の庭師たち。
ジヴェルニーにみる、日本との深いつながり。

ヴァエ氏が解き明かす
四季ごとのヴェルニーの魅力
日本で出会える「モネの庭」
庭を愛する心に導かれた、ジヴェルニーとの出会い。
ヴァン・デル・ケンプ氏ご夫妻、1978年撮影
© G.VAHE / Fondation Claude Monet
MMF:ジヴェルニーでの仕事は、どのようなきっかけではじめられたのですか?

ジルベール・ヴァエ氏(以下GV):その時代、私はまだ独身で、この(造園)業界内の非常に多様な部署や職場で働いてきました。フランスでは、ランの栽培業者、次いで観葉植物の専門家の下で働き、花屋、役所の公園緑地課でも仕事をしました。さらに、フリーのフラワー・デザイナーとなり、ヴェルサイユの国立高等園芸学校(ENSH)のアトリエ長を務めました。そして、2人の学生とともに、造園設計とメンテナンスの会社を設立しました。
1976年、国立高等園芸学校の校長から連絡があり、当時、ヴェルサイユ宮殿の学芸部長で、この場所の所有権を持っていた美術アカデミーの会員でもあったヴァン・デル・ケンプ氏が、画家のクロード・モネの敷地を復元してくれる人を探していると教えてくれました。その知らせで私は、ヴァン・デル・ケンプ氏と会う手はずを整えたのです。
続き
La Fondation Claude Monet
© G.VAHE / Fondation Claude Monet
所在地:
Fondation Claude Monet
84,Rue Claude-Monet 27620 Giverny
休館日:
11月2日-3月31日
開館時間:
9:30-18:00
入館料:(庭園と邸宅)
一般:9ユーロ
(学生・20名以上:4.5ユーロ、身障者:4ユーロ、12歳未満:5ユーロ、7歳未満無料)
URL:
http://www.fondation-monet.com/
情報は予告なく変更となる場合がございます。詳細はMMFにご来館の上おたずねください。
<耳より情報>
「モネが愛した浮世絵」
モネがその絵画や造園で影響を受けたことで知られ、彼自身が集めた浮世絵コレクションを、モネの邸宅内で見ることができます。 庭園ととも鑑賞する楽しみが深まります。
日本で出会える「モネの庭」
ヴァエ氏の作品が見られる
四国「北川村モネの庭マルモッタン」
MMFで出会える「ジヴェルニーの庭」
写真集「ジヴェルニーの庭と邸宅」など、モネの庭に関するカタログや書籍、資料が閲覧いただけます。
「ジヴェルニーの庭」にちなんだミュージアムグッズへ
 

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