ジヴェルニー, モネの庭
モネが愛した芸術のミューズが宿る庭。
日本語 francais


庭を愛する心に導かれた、ジヴェルニーとの出会い。
モネと庭師により伝承された、庭の姿。
この庭のすべてがモネの作品であり、パレット。
庭が浮かび上がらせる、モネの人物像。
生きた作品を守る、10人の庭師たち。
● ジヴェルニーにみる、日本との深いつながり。
ヴァエ氏が解き明かす
四季ごとのヴェルニーの魅力
日本で出会える「モネの庭」
ジヴェルニーにみる、日本との深いつながり。
MMF:日本の「モネの庭」プロジェクトで来日され、初めて日本庭園を訪れたとき、ジヴェルニーの庭との強い関係を感じましたか?

藤が咲き乱れる日本風の橋
© G.VAHE / Fondation Claude Monet
クロード・モネの庭と日本庭園の最も明白な関係は、フランスでは“日本の橋”と呼ばれている橋です。モネの庭の橋も、私が訪れた庭園で出会った橋と同じアーチ型です。日本で一人の庭師の方が、この橋は“月の光”と呼ばれており、そのアーチによって、月の光と反射が通り抜けることを可能にしていることを教えてくれました。“水の庭”の構想で、クロード・モネは長辺が短辺の4倍もある池を掘り、この水を2つに分ける橋を架けるための狭い場所を設けました。長辺に沿う大部分が、池に直接光の反射を描くことを可能にします。西の小さな場所に架かるもう一方の橋のたもとに、モネは竹薮を植えました。そこには、この橋を架けた動機をより強調し、影の区域を作り出すという目的がありました。日本のアイデアを活用し、影の中にある睡蓮を照らし出すように、光が橋の下を通り抜けることをモネは意図していました。私は、モネの橋と日本の橋の間に小さな違いがあることに気づきました。日本の橋は一般的に朱色ですが、クロード・モネの橋は緑なのです。その他の両者の関連は、より控えめなものです。水の存在の重要性と、両方の庭作りで使われている植物の類似性によっても、その関連は示されています。
四季ごとのジヴェルニーの魅力
La Fondation Claude Monet
© G.VAHE / Fondation Claude Monet
所在地:
Fondation Claude Monet
84,Rue Claude-Monet 27620 Giverny
休館日:
11月2日-3月31日
開館時間:
9:30-18:00
入館料:(庭園と邸宅)
一般:9ユーロ
(学生・20名以上:4.5ユーロ、身障者:4ユーロ、12歳未満:5ユーロ、7歳未満無料)
URL:
http://www.fondation-monet.com/
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<耳より情報>
「モネが愛した浮世絵」
モネがその絵画や造園で影響を受けたことで知られ、彼自身が集めた浮世絵コレクションを、モネの邸宅内で見ることができます。 庭園ととも鑑賞する楽しみが深まります。
日本で出会える「モネの庭」
ヴァエ氏の作品が見られる
四国「北川村モネの庭マルモッタン」
MMFで出会える「ジヴェルニーの庭」
写真集「ジヴェルニーの庭と邸宅」など、モネの庭に関するカタログや書籍、資料が閲覧いただけます。
「ジヴェルニーの庭」にちなんだミュージアムグッズへ
 

*情報はMMMwebサイト更新時のものです。予告なく変更となる場合がございます。詳細は観光局ホームページ等でご確認いただくか、MMMにご来館の上おたずねください。

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