2015.8月 取材
今年で3回目の開催を迎えた「大地の芸術祭」。
越後妻有に今年も世界のアートが花開きました。
新潟県越後妻有の里山で展開される「大地の芸術祭」。今年は里山に約380点の作品が展開されています。7月26日の開会式を皮切りに9月13日まで、世界のアーティストたちのさまざまな作品が、世界中からのアートファンを出迎えています。
2015年の「大地の芸術祭」は10のエリアで設定されています。効率よく作品を回るためには「エリア周遊バス・タクシー」やバスツアー、レンタカーやレンタサイクルそしてもちろん電車での移動などの方法がありますが、すべてを1日で見るのはとても無理ですので、今回は開会式が開催された現代アートの美術館「キナーレ」を起点として、お隣の松代エリアをご紹介します。







「キナーレ」には大地の芸術祭関連グッズを販売しているショップやカフェ、ライブラリなどもあります。
北越急行ほくほく線松代駅を降りるとすぐにさまざまな作品が目に飛び込んできます。松代エリアは「農舞台」を中心としているエリアで、そこから歩いて移動しながらさまざまな作品と出会います。





今回で6回目を迎え、世界的にも認知され始めた「大地の芸術祭」ですが、ここまで浸透させるには開催事務局の相当な粘り強さと地域の方たちの理解がなければなかなか実現しなかったことと思います。
美しい里山の景色とバラエティ豊かなアート。そして暑い中で冷たいお茶をふるまってくれたり、道をおしえてくれたりする地元の方たち。越後妻有での出会いは多種多様です。
大自然とアートが一体化していることへの新鮮な驚き。どの会場でも訪れている方たちの笑顔が印象的でした。
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