2016.6月 取材
20世紀の巨匠たち、ぞくぞく「ポンピドゥー・センター傑作展」
「ポンピドゥ・センター傑作展」が、東京上野の東京都美術館で始まりました。
パリの中心部に位置するポンピドゥー・センターは、1977年に開館した近現代美術の美術館です。この展覧会は、ブランクーシ、ピカソ、マティス、デュシャン、シャガール、ボナール、クリストなどの作品が、1906年から1977年までのタイムラインにそって、1年ごとに1作家の1作品ずつ紹介されています。絵画、彫刻、写真、映像など約70点もの多彩なジャンルの作品を楽しむことができます。
アンリ・マティス 《大きな赤い室内》 1948 Photo: Bertrand Prevost - Centre Pompidou, MNAM-CCI
ロベール・ドローネー《エッフェル塔》 1926 Photo: cBertrand Prevost - Centre Pompidou, MNAM-CCI
クリスト 《パッケージ》 1961 © Christo, 1961
Photo: ©Georges Meguerditchian - Centre Pompidou, MNAM-CCI
展示空間は、パリを拠点に活躍している建築家の田根剛(たね つよし)氏によるもので、「1年1作家1作品」の空間を楽しむことのできます。作品とともに、作家の残した言葉と、ポートフォリオが掲げられていて、作品に一層の親しみを持つことができます。
巨匠の作品に出合う。今まで知らなかった画家の中からお気に入りを作品を見つける。展示空間を楽しむ。など、色々な楽しみ方ができる展覧会です。
また、ミュージアムショップでは、定番のポストカードが印象的で美しく展示されていたり、ファーバーカステルの水彩色鉛筆や、ミドリの人気のノート『MDノート』など、ここでしか求めることのできないオリジナルグッズが展開されて、展覧会の感動を持ち帰ることができます。
展覧会の会場内とミュージアムショップ
MMMライブラリでは、この「ポンピドゥー・センター傑作展」の図録をご用意しております。展覧会の予習・復習にも是非お役立てください。
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